『ランウェイで笑って』45話目のネタバレです。
【前回のあらすじ】
育人は補欠合格で本選に受かった心と共に、本選で戦えると喜んでいた。仕事の方も順調、人間関係にも満足。お金でも心にも余裕を持って挑める試験なんて初めての育人。しかしその裏で育人の母の容体が一変し…。
その手紙
バラバラのそれ
ある日の育人の母。
手術早い方がいいと言う医者に、もう少し待って欲しいと言う。
育人がいつか言っていた芸華祭りが9月…だからそれを過ぎた10月までは…。
―――しかし芸華祭が来るその前に。
母の容体は急変し手術室へと緊急に運ばれていってしまった。
育人にそれを知らせたのは育人の妹で長女のほのかだった。
病院へと駆けつけた育人にほのかは、どうして早く電話にで無かったのと責めながらあるものを育人の前に差し出します。
それはビリビリに破かれた手紙…。

まさに、遺書。
ほのかはそれを母のベットの下から見つけ、パニックになって破いてしまったようでした。
確かに、誰も頼れる人が傍にいない中、1人きりでこんなものを見つけてしまったら精神的に耐えられません…。
育人は動揺するほのかに下の妹達の面倒をみてほしいと頼み、病院に1人で残るのでした。
母の言葉
1人になった育人はその場に膝から崩れ落ちてしまいます。
元気そうに見えた母だったけど、悪くない訳じゃなかった…。
そして育人はバラバラになって床に落ちた手紙を拾い上げ、ひとつひとつパズルのように組み合わせながらそこに書かれた文章を読んでいきます。
そこには母の少しの弱音と、本音。
お母さんはずっと育人を見てきました。
育人がどんな性格で、何が好きで、どうしていきたいか。
一番分かっていたんです。
頑張ってポジティブな存在でいようと努力してきたつもりだったけど、そこに育人がいなかったらと思うとぞっとする、と。
たくさん我慢してくれてありがとね。
そして最後に書かれた文章に
育人の涙腺は崩壊してしまいます。
そうなるもりはないけど、自分にもしものことがあったらお金が入るから、育人が自分の為に半分使いなさい。
と。

「もしものこと」で「お金が入る」
つまりは
…そういうこですよね。
育人の決断
46万円
手術は…
成功しました!
お母さんは助かりました(T_T)
順調にいけば9月内に退院も出来るとも言われ、何はともあれ良かった!!
…と
手放しにいけばいいのですが。
実は治療費の貯金は底をついていました。
医者からは退院時に滞納分の治療費も払ってもらうよう忠告もされてしまいます。
9月までに…

この通帳、よく見てみると
残高数「78,57*円」
…全然、足りませんね。
(都村家本当に家計苦しいんだね…)
仕事を
家族が見守る中、手術を終えた母がゆっくりと目を覚まします。
育人を始め妹たちも一斉に母に駆け寄ります(*^_^*)
よかった…本当によかった。
しかし、その裏で育人はある人達に電話をかけていました。
それはバイト先の柳田と、綾野遠のところ。
育人がその2人に電話をかけた理由。
それは…

母の手紙の最後に
あんなことまで書かせてしまった。
そこで育人の決意が固まったのです。
やはり何より大切なのは…。
家族だと。
45話目まとめ
くぅ~! 育人、苦労人過ぎる(;_:)
育人見てると、自分がいかに恵まれた環境にいるか実感して申し訳なくなってきてしまう始末です。
しかしお金のことで今まで散々苦労してきて、それでも色んな人脈が出来て仕事先まで手に入れ収入が得られるようになってきたって時に…。
タイミングが悪いなぁとしか言いようがないですね。
夢を諦め、家族を優先すると決意した育人にこれからどんな展開が待ち受けるのか!
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