『ランウェイで笑って』42話目のネタバレです。
【前回までのあらすじ】
新しい仕事として綾野遠のアトリエへとやってきた育人。
一緒に働く以上知っておくべきこととしてカミングアウトされた綾野遠の生い立ちは、なんと綾野芽衣の本当の孫ではなく、服を作る為に拾われた孤児だった。
綾野遠と綾野芽衣
祖母という存在
トップブランド『Aphro I dite』(アプロアイディーテ)の創始者である綾野芽衣に、そのブランドの後継者としてフランスで拾われ育てられたのが綾野遠だと言うのだ。
2歳で路上で拾われ、直ぐに針をもたされ服飾の教育を受けさせられた遠。
麻衣からは母親というには歳が離れているから「祖母」と呼ぶように言われているらしく、周りの人の前では彼女の事をいつも、祖母と呼んでいました。
…しかし20年間、服飾の為だけに鍛えられ続けて今まで生きてきたなんて(・・;)
でも確かに、拾って貰った恩はありますよね。

遠のいる環境
驚きっぱなしの育人に遠は聞きます。
この環境羨ましいと思った?
その一言に育人は眉をひそめ、声を張り上げて「どんな思いを抱いていたか僕じゃ計り知れない」などと否定します。
その様子に遠は、育人は優しいと言いますが。
やっぱり周りは違うようでした。
今はファストファッションが強く安く着る時代
↓
ブランド離れの時代に新しく作って盛り上げるのは難しい
↓
綾野麻衣はもう歳、ブランドを継げる遠が羨ましい
↓
有名ブランドを継げるのが成功
それが周りからの意見だという。
しかし遠は、そんな言葉が一流デザイナーを目指す奴の口からでるなんて笑う。と言う。
…確かに。自分のデザインで有名になりたくてデザイナー目指してるんじゃねーのかよ!って話ですよね(~_~;)
綾野芽衣のブランドを継がず、独立したいと思っている遠のその理由の真意は…。

ブランドを継ぐ為に育てられた遠だったが、彼にも彼のデザイナーとしての個がしっかりあるようです。
綾野遠の本気
綾野遠のチーム
綾野芽衣からの独立、その条件は綾野芽衣本人を認めさせること。
今回の芸華祭(服飾芸華大学の学校祭)でのファッションショーでなんとしても成果を出さなければないらないのだ。
そこでアトリエに来たのはある2人の男女。
「新河悠介」と「小栗奏美」

どうやら綾野遠のチームの一員のようです。
しかし、育人はそこで初めて本選を「チーム」で行う、ということを知ったようでかなり驚いてしまいます。
どうやら本選では
・本選出場=デザイナー(それ以外はサポーター)
として参加するのがほとんどなのだそうです。
初めは驚いていましたが「チームで参加できる」という響きにどこか嬉しそうな様子を見せる育人。
そしてその2人は遠を支えるサポーターになりたいと、本選を蹴って志願した2人でした。
パタンナーとして
実は過去のこの芸華祭で綾野麻衣がショーに参加した際、業界関係者から52件もの買い付けがあった。
そしてその記録を超える!
それこそが遠が綾野麻衣から独立を許される条件だった。
だからこそこの芸華祭では最強の布陣で挑みたいと言う遠は育人に…。

その瞬間、育人の頭に一気色んな思いがよぎります。
『つまりそれは本選を蹴って”綾野遠のチーム”に入るということ』
『でも断ればここでの仕事の話がどうなるか…』
『お金のことを考えると、ここで彼の申し出を断るのは…』
けど……。
と真剣に悩む育人に遠は冗談だと笑ってみせます。育人は優しいね、と。
それを聞いて我に返った育人もホっと一息。
優しい育人くん
パタンナーの原石
遠は、育人は服を作る仕事がデザイナーしか知らなかったからで、他の役職でもいいと思っていのかと思ってた、と言いますが。
それに対し育人は、最初はそうだったけどちゃんとデザイナーになりたいと思っている。と答えます。
そんな中、芸華祭とは関係の無い仕事で任されたパタンナーとしての仕事を、育人は少し指摘しただけでメキメキと精度を上げて仕上げていきます。
育人を嫌っていた奏美はそれをみて驚きっぱなしでした。

”優しい”育人くん
そしてずっと優しい育人に遠はとある疑問をぶつけます。
心ちゃんが本選に上がってきたら 育人本気で戦えるの?
ずっと遠にも優しい態度を取ってきた育人。
さて…”優しい”育人くんはその問いに
何て答えるのか……。
42話目のまとめ
綾野遠と綾野芽衣の事情を知った育人。しかし優しい育人は同情の意を持つ。
そしてその綾野芽衣からの独立をかけた本気の戦いの意気込みを知った育人は、その遠からのチームへの誘いに即答で断れず、悩んでくれるなんて野菜いね。と遠に言われます。
そんな柔和な育人だが腕だけは確か!
しかしそんな育人にさらに綾野遠は精神的に揺さぶりをかけてきます。
まだまだ綾野遠の真意が見えそうで見ないのが少し怖いですね…。
次回、育人が何て答えるのか!?気になるところです!
コメントを残す