『ランウェイで笑って』41話目のネタバレです。
【前回までのあらすじ】
長谷川心のモデルとしての才能を無駄にさせないため、心のマネージャーは最近反発し始めた原因を探る為に心と最近親しくしている都村育人に探偵をつけることにした…。
Contents
育人を他人が見たら
今回は心のマネージャー五十嵐優が雇った探偵が育人を尾行し、その探偵目線での語りが多く導入されていました。
『都村育人は○○のようだ~、○○時に都村育人帰宅』
など。読者に優しい説明を沢山入れてくれてました(笑)(説明乙!)
ではでは、探偵目線で見た育人の生体を追っていきましょう!
千雪の陰り
育人と千雪は学校で何気無い会話をしています。
「育人は服を”作るの”と”考えるの”どっちが好きなの~」というように。
けどその端々に見える千雪の影に育人は気が付き、何かあったのかと聞きます。
ありましたよね…。
先日の撮影で圧倒的なモデルの才能を持った人物との差を見せつけられて激しく心を砕かれましたね(T_T)。
そしてそのモデルがあの育人と仲良くしている『長谷川心』なんですけど、それは育人も千雪もまだ知らないまま…。
しかしいつもポジティブな千雪!励ます育人に、口説いてるの~!?なんてからかってみせたり、夏になったらパリに行くから緊張があるのかも。とも言います。
千雪のこういう、いついかなる時でも前を向こうとする姿勢は本当に尊敬しますね。

けど育人は元気が無かったのはパリだけが理由じゃなく、仕事で何かあったのでは…?とうっすら気が付いている様子…。
そんな事を考えつつ、育人は雇われ先の『HazimeYanagida』へ。
長谷川心と二次予選
『HazimeYanagida』へと向かう道中、育人はまさに話題の渦中の長谷川心に遭遇。もちろん2人とも同じ場所で働いているので一緒に事務所へ向かいます。
そんな中、心から大学(服飾芸華大学)で行われるファッションショーの2次予選の話をされます。育人は外部生ながら2次まで上がってきた実力者!
だけど色々とギリギリでしたから^^;
次の情報は気になるところ…。

どうやら次の課題は「パタンナー」の役割の課題。
はて、パタンナーとは一体なんなのだろう?というのは後にお話しましょう!
都村家とお金
育人と妹
学校→仕事 と終え、またスーパーで安売り品を買い物をして帰宅したのは21時30分のこと。
家に帰ると妹で長女のほのかが家計簿をつけていました。
母は女手一つで働き過ぎて倒れて入院、お金に余裕などあるはずも無い都村家ですが…やっぱり厳しい様子。
自分もバイトをする!と言いだすほのかに、育人はそんな必要は無いとなだめます。
(自分が新しい所でも働きはじめるしネって)
ほのかを落ち着かせるため、コーヒーを入れてあげる育人。
料理だけはてんでダメなのに、母の味をしっかり受け継いだコーヒーだけはとても美味しく、そしてほのかの心を満たしてくれる格別な一杯でした。

育人と母
次の日入院している母の元へお見舞いへとやってきた育人。
もちろんお金のことは言いません!だってこれ以上無理なんてさせられないからね(いい子過ぎて辛い…)
揺さぶりと信念
パタンナーという存在
先日、大学でのショーの2次予選の課題がパタンナーの役割。だと知った育人。
ではパタンナーとはなんなのか?
それを『HazimeYanagida』へ行った際に柳田に聞いてみた育人。
パンタンナーとは。
【デザインを作れる服にする人】
のこと。
つまり、デザイナーがデザインした絵を見て。
『それを実現させる為に試行錯誤する』
重要な存在のことらしいです。
その為パタンナーは一流のデザイナーよりも貴重で価値のある存在なんだとか!
(クリエイターとプロデューサーみたいな関係でしょうかね)

つまり…
デザイナーになるよりパタンナーになった方が業界では需要はあるのでは?
って思いますよね。
しかし柳田は育人に続けて言います。
パタンナーはどこまで言ってもパタンナーだ、デザイナー主導は変わらん
初めの頃に育人は『自分のデザインした服を着た人が笑顔になる服を作りたい』と言っていました。
では、それを叶えられるのは
…どっちだ?
探偵の出した答え
さて!この記事の最初から最後までの一連の育人の行動を探偵はみていました。
そして育人が一体どういう人間で、どうことに困っていて、どう動いているのか。
把握したことでしょう。
- 放課後のバイト
- スーパーで安売り品購入
- 母親の入院
どうやら都村育人は金銭的な問題を抱えているよう。
これらから導き出された探偵の結論は……。
2つの結論
パタンナーの方が貴重で価値があると言われた育人。
都村育人は金銭的な問題を抱えてる模様。

ブレない!!
良い感じに2つの結論が被ってきました(笑)
意図せず金銭的な揺さぶりを本人に否定されたような形になってますね。
パタンナーは確かに美味しい話かもしれない。
けど、育人の本来の野望はそうじゃない。デザイナーになることこそが彼の本来の追いかける道なのです!
なんとも清々しい終わり方じゃないですか(*^_^*)
それではまた次回―――…
とはまだならず!!!
最後に育人が会いに行ったのは綾野遠。
綾野遠は実は…
そうでした、あの綾野麻衣の孫である綾野遠に気に入られた育人は遠の元でも働くことになったんでしたね。
そしてその綾野遠から衝撃的なひと言が。

え…孤児…ってことは。
本当の孫じゃないの!?
しかも服を作る為に引き取られたって…中々の生い立ち暴露です。
41話目のまとめ
とにかく都村育人という人物を追った回でしたね。
でもこうして客観的に見てみたおかげでより全体的な人間関係や、現状を把握しやすかった気がします。
そして何より金銭面に負けない強い信念も見ることが出来ました。
そして最後の最後に衝撃的な事実を知ったところで終わり!
まさかのカミングアウトに育人はどう受け止めるのか…。
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