【不滅のあなたへ】登場人物と、それぞれの重要な役割とは?

『不滅のあなたへ』は2018年3月現在コミックスは既刊6巻まで出ております。

しかしここまで来ると主人公のフシも色んな人々と出会ってきますね。

そこで今回は今まで出会ってきた人々と、フシにとってその出会いは何を意味していたのかをご紹介していきたいと思います。

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フシファミリアの歴史

フシの誕生

まずこの世界に主人公となる「フシ」が誕生します。

とは言ってもこちらの記事で紹介したように、フシは最初に「球」だったんですよね。固有の姿形を持たない、ただの球。

しかし刺激を与えられたものに変身出来るという唯一の能力で。

石→オオカミ→オオカミの飼い主の少年

へと姿を変えて行きます。

 

ここでフシに「基本となる個」の姿を与えたのは名も無き少年でした。

 

 

少年=個の認識

 

マーチという母

次に出会うのがこちらの記事でも紹介した「マーチ」という、フシよりも随分小さな女の子。

そしてマーチは、個の姿をしただけのただの存在でしかなかったフシに。

『食べる、用を足す、挨拶』

等々、小さな子供に社会性を身に付けさせていくかのように優しく、根気強く言い聞かせます。

フシが初めて声に出した言葉もマーチから教えてもらった。

「ありがとう」

でしたね。

意味はよく分かって無かったみたいでしたが、やっぱり子供にしっかり言えるようになっておいてもらいたい言葉トップ3には入る言葉ではないでしょうか(^-^)

そしてマーチはいつでも優しく、そして温かい心で持って全ての命によりそっていました。

それはまるで大いなる母のように。

 

マーチ=母親

 

グーグーという兄弟

マーチから離れて次に出会うのがこちらの記事でも紹介しました。

「グーグー」という男の子。

 

ここでフシは初めて

腰を据えて人々と共に同じ時を過ごす。

という経験をします。

 

そこではグーグーがフシに色んな事を教えてあげます。

あれ?マーチの時もフシに色々もう教えてあげてたじゃないか?

って、思いますよね。

 

けど教える内容や物事が違うんです!

 

マーチ=無償の愛、社会性

でしたが、グーグーの場合。色んな角度から見た社会を教えてくれました。

 

『働くとは、上下関係とは』

だったり、時には。

『ちょっと痛い経験、イタズラ』

だったりと世間的に見て「いい教え」とは言い難いけど、ちょっとわくわくドキドキしたりする貴重な経験を一緒にしてきました。

そして楽し過ぎてそこでフシは4年間過ごしちゃうんですよね。

その間一度も姿を変えなかったフシは4年相応の歳を重ね、またグーグーもたくましく育ち。

2人はともに成長しながら色んな感情を身につけます。

ここでフシはグーグーとリーンの2人の間に淡い恋心が育っていっているのにも気が付いていきますね。

これは素晴らしい成長です。

 

グーグー=兄弟

 

トナリという仲間

またグーグー達と離れ、次に出会ったのが「トナリ」という少女と、その友人達。

 

初めはフシの不思議な力を使って、自分達の住む「囚人たちだらけで秩序の無い島」を統率しようと、フシの意思はそっちのけでフシを振り回していました。

そんなトナリにフシも「なんだコイツ?」と不信感を抱いていましたね。

そんな中、変態ハヤセやノッカーが島で大暴れでフシも手いっぱいになってしまうのですが、なんとそこでトナリと友人達が共に戦ってくれました。

「そんなことする義理ないじゃん?」

と理解不能ですが、次第にトナリの行動の深い意思や友人達への熱い信頼を持つ姿に、フシもだんだんとトナリに心を開いていきます。

いつもノッカーには1人で挑んだり、唯一グーグーとは共闘したこともあったけど、勝手知りたる仲でしたし。

 

こんな行動と意思のぶつかり合いで、共に立ち上がって闘ってくれる存在達がいるというのはとても新鮮だったようです。

世界は広く、4年も変わらない人間関係の中にいたフシにとっては「外の世界で芽生える人々との信頼関係」は新鮮だったようです。

トナリ=仲間

 

ピオランという師

そして先ほど述べたマーチ~トナリまでの間、フシの傍にずっといたのが「ピオラン」というお婆ちゃんでした。

こちらの記事でも書きましたが、ピオランはフシが世界に対して抱くあらゆる疑問に答え、教えてくれる最大の師でした。

フシも何だかんだでピオランには絶対的信頼をおいているようでしたからね。

 

ピオラン=師

 

全てが必要な出会いだった

ここまで読んでいくと。

少年  『個の認識』

マーチ 『母親』

グーグー『兄弟』

トナリ 『仲間』

ピオラン『師』

 

と、ヒト1人が成長していくのに欠かせない存在ばかりですよね?

まず『個』を認識し、『母親』の愛によって育まれ、『兄弟』の間で小さな冒険をし、外の世界に『仲間』を見つけ、それら一連を『師』の導きにより、道理を正していきます。

 

ただの少年マンガじゃない!

すごい。

ただ、ただ凄い!!

週刊の少年マンガでこんなにも作られて、なおかつ続きを読みたくなる作品を週刊で連載するって、かなり凄いことだと思います!

次にフシは誰ど出会うだろう?

その結果どう変わっていくのだろう?

 

気になってしかたがありません^^;ウズウズ

 

作者の大今良時先生、マジ凄いよ!

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