『不滅のあなたへ』64話目のネタバレです。
【前回のあらすじ】
守護団と共に行動するフシを捕えた変な王子。その王子と共に王子の国へと移動している最中、フシは王子から支離滅裂で不思議なことを言われますが、しかしどこか的を得てるようなその発言にフシはのめり込んでいった。
王子の過去
視えてる
ポンシェン・ニコリ・ラ・テイスティピーチ=ウラリス王子
彼には
国王のパパと、おしゃれなママ、鼻たれの弟トルタ、かわいい妹ポコア。
の素晴らしい家族と、沢山の人々から大切に育てられていました。
そんな中でも一番仲の良かったのは名前もしらない寝かしつけ役の人だった。
そしてその人は毎晩「不死身の少年」の話しをしてくれた。

王子には他にも仲の良い人が城内に何人かいましたが、その誰もが何だか不思議な人ばかり…。
だって頭に剣が刺さったままだったり、剣術をしていて剣を投げても体をすり抜けその相手の向こうまで剣が飛んでいったり…。
そんな中でも王子には気になる子が城内にいました。
それは小さくとてもかわいい子で、一生懸命城の端っこで刺繍をしている子でした。
王子はその子に声をかけますが、その様子を妹に見られ母に伝わってしまいます。
すると母は王子をベットに縛り付け
悪魔払いのような儀式を初めだします!
(腕を少し切って出血させ、そのまま一晩耐えさすというもの…)
昼間話しかけた子は自分に話しかけたせいだ、と。刺繍されたハンカチを王子の元に置いて城を去っていきます…。
彼女の正体は…
その晩、城内の仲のいい人達があれこれ励ます中。
あの寝かしつけ役の人も、いい機会だからとこの城を出て行くと言いだします。
とまどう王子にその人は
あたしはフシのところに帰るとするよ
と言い、いつも聞かせていた話も作り話じゃなくて全部本当だと教えます。
空に大きな鳥が一話飛んでいたらその下にフシがいる。
誰よりも大きな影を後ろにつけてる。
あなたは何者?と問う王子に彼女は一言。

なんと…
トナリでした。
今までの表現でも分かっているとは思いますが、王子は人ならざる存在まで全て視えているようなのです。
そしてそんな王子の傍にどうしてトナリが居座っていたのか…。
分かりませんが、トナリは王子の元を去ってフシの元へと帰っていきました。
(フシの元に帰るというのも一体…)
王になるために
フシを捕まえるぞ
それから15年の月日が経ち、王子はすっかり大人になっていました。
そんな中、王子はたまたま国王であるパパの部屋である一枚の遺言書をみつけてしまうのでうすが、そこには時期国王は「第二王子のトルタにする」と書いてあったのです。

納得のいかない王子が王に理由を聞くと、どうやらお金の使い方に問題があったようです。
ポン王子は王から貰うお小遣いでいつも妹の贈り物やママの馬へのアクセサリー等を買っていましたが、その間二男のトルタは国民の為に寄付したり、ともに汗水流して働いていたりしていた…。
どっちが時期国王にふさわしいかなんて、まぁこれだけ見ると一目瞭然です。
悔しい王子は見返す為に何かないかと探していると、あの例のフシの手配書を見つけるのです。

そういう発想になるのか…^^;
会いにきた
さっそくフシを捕まえる為に王子は飛び出した!
そして約一年が経った頃。
ある街の上空に鳥が飛んでいるんだから、ここにいるはずだ!と王子はその街の通りに座り込んでいた。
すると、その通りの奥から。
何やら大きな影が…。

しかもその前を歩く1人の存在。
いつだったか彼女が言っていた。
誰よりも大きな影を後ろにつけている、と。
すると、王子に聞きなれた懐かしい声が。
やぁ 来てくれたんだね
その声の方に目をやると、そこにいたのはトナリ…。
と。
パロナの姿をしたフシの後をついて歩く。
マーチ
グーグー
トナリとリガード
オニグマ
の一行。
もちろん王子には全て視えています。
フシを見つけた。
王子の口角が少しだけ、上がった。
64話目まとめ
なんと王子には全て視えてました。
これでちょっと納得です。前回見えない何かを追い払おうとしたり、いきなり何かにおびえたり。それは普通の人には見えない何かが見えていたからなんですね。
そして王子の幼少期にトナリが王子の傍にしばらくいたとは…もちろん亡くなった後のトナリですよ?
そして王子はキッカケはなんであれフシを探すことに…。
さて、王子のこの見える力はこれからどう生かされていくのか、フシの行く末が気になります!!
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