『不滅のあなたへ』62話のネタバレです。
【前回のあらすじ】
街へとやってきたフシに近づいてきたのはハヤセの血と意志を受け継ぐ子孫達。継承者は必ず女性だったのだがひょんなことから6代目でついに継承者は「カハク」という名の男性になった。
カハク率いる守護団はフシよりもフシを中心に動き、ノッカー対策や仲間集めに力を入れていました。しかしその反面フシを敵視する人々も増えてきた中、仲間を求めていたフシにカハクから「仲間になって欲しい」と提案されるが……。
聖者フシという存在
フシの答え
なんとフシの噂をあちこちに広がっているようで、とうとうお尋ね者として懸賞金までかけられる始末!
お尋ね者として捕まえたら金1000枚貰えるそうです。
因みにこの手配書を出したのは、カハク曰く「ベネット教」という団体のようで、その教団はフシ信仰反対派のようですね。
その状況にフシ本人は、あほらしい。とそっぽ向いて興味無さそうにしますが、そうはいかないのが守護団!
そう、前回のあの夜。
「仲間になって欲しい」と提案したカハクにフシは
仲間にはならない…と、答えるものの。

利害が一致するなら行動を共にする。
と答えたのです。
あほらしいと言うのは簡単だけど、フシが捕まっては守護団も困る。カハクのその訴えにフシも、いざとなったら変身して身を隠すと約束するのでした。
教祖フシ
行動を共にする中でフシはカハクから、守護団の支持者が多い土地へ行きフシの姿を見せてあげて欲しいと言われます。
それだけ?とフシは不思議そうにしますが。
そうすることによってまだフシの存在を不信がっている人々にもただの噂や伝説でないと教えることが出来るのだと、フシはカハク達とある村へと足を運びます。
するとなんということか!
村人はフシの姿を見るや否や、満面の笑みで「フシ様!」「フシさまぁ…!」と群がってきてはフシにベタベタと触りだすではないですか!
この状況にはフシも困惑気味^^;
そんな人々の中で、フシの木彫りを作っていたら捕まってしまった息子を助けて欲しいと訴えてくる女性が1人。保釈金があれば解放されると聞いたフシは、手から大量の硬貨を出してみせます。

その姿に周りの人々はよりフシへの信仰心を強くしていくのでした。
カハクの身体と心
カハクの左腕
行く先々で沢山の人々から歓迎されるフシはだんだん気分も良くなっていきます。
しかし。
そうやって信仰する人々もいればもちろん反対に忌み嫌う人々もいるものです。
ある時遠くから生卵がフシに投げつけられ、子供たちに悪魔呼ばわりされてしまいます。
事を荒げたくないフシは何でもないと言う風に、卵料理がいつでも作れるようになったとジョークを言ってみせる中。また違う所からはフシの懸賞金を狙って男たちがフシめがけて襲ってきます!
ここで前に出たのはカハク。
どうするのかと思ったら…なんとあの代々継承されてきた左腕に寄生したノッカーを自由自在に操り、襲ってきた男を投げ飛ばします!

こ、これは…。
まさに寄生獣のミギーならぬ。
ヒダリー!!(これ前にも言ったww)
しかもどうやら腕のノッカーは以前より小さくなっている様子…。
ヒサメの時はノッカーに主導権を握られていましたが、6代目にまでなると立場も逆転してきているのかもしれません。
カハクの”恋”心?
一連の騒動があった後、「やっぱり姿を変えておいた方がいい」ということになり、今とは逆の女性の姿になっておくのが一番だという話になります。
ならばと変身したのは「ピオラン」
しかし動き辛いし若い方がいいとカハクから却下。
若いならと次に変身したのは「リーン」
若いけどドレス姿で一緒に行動してると不自然だと却下。
ならばと変身したのは「トナリ」
トナリは守護団にはある意味有名人過ぎるからと却下。
却下され過ぎてイライラするフシが最後に変身したのは
「パロナ」でした。

どうだ!
とカハクに尋ねると……。

カハク…
パロナ姿のフシに惚れてない?(^-^)
その後もパロナ姿のフシに触れることすらためらうし、やたら頬染めるし、下に水溜りあるので気をつけて!…なんて、エスコートバッチリだし!!(笑)
あー…これ完全に惚れてますね。
しかもこれ、面白いことになってるの皆さんお分かりですか?
そのパロナはあの、ハヤセに恨まれ殺されてるんですよ?そして今までハヤセの意志を受け継いだ子孫達はフシに色目を使ってあわよくばフシとの間に子供が欲しいと思ってきましたよね?
今回は男だからその展開は無い…と、思っていたのですが。
まさかの男女逆転パターンですかぁ~!!(笑)
これは面白い!(*^^)
お前誰だよ(笑)
まさかの、カハクがフシのパロナ姿にホの字という面白い展開になってきました。
しかし移動は人間の姿じゃなくてもいいんだった、と気が付いたフシはオオカミの姿に変身しますが、どことなくカハクは残念そうです(笑)
そんな中、一連の行動を思い返しながらフシは思います。
カハク達の行動力を傍で見ながら、やはり自分1人では何も出来ないんだと実感しつつ、しかし彼らは自分にとっての本当の仲間になりえるのか…?
なんてことを考えながら歩いていると、いきなり地面から網の罠が飛び出しフシはカハクと共に捕らわれてしまいます!
フシを捕まえたという男に、フシじゃないと訴えると「嘘だ!」と即答され、何故分かったかと聞くと「なんとなく!」と返ってくるハチャメチャな男。
そいつの正体は……!

いや誰だよ!!(笑)
62話目まとめ
今回は面白い展開が結構ありましたね!
カハクの左腕に受け継がれていたノッカーはほぼカハクが主導権を握って使役しているようでしたし、まんま寄生獣になってました。
そしてまさかのカハクがフシのパロナの姿に恋をしている様子…これが自分としては一番気になる展開でしたね!今一番好きなキャラはもしかしたらカハクかもしれません(笑)
そして最後に出てきたまさに「誰だよお前」キャラ。
カハクの恋と、変な男の今後の展開に期待大です!
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