『不滅のあなたへ』61話のネタバレです。
【前回までのあらすじ】
ハヤセの意志を受け継ぐ孫のヒサメに付きまとわれてたフシだったが、ノッカーを身体に取り入れた状態のヒサメには活動に限界がきていた。
ヒサメの、フシとの子供が欲しいので一緒に寝て欲しい。という願望を受け入れ(しかし本当の子供の作り方を知らない2人はただ一緒に眠っていただけ)ヒサメを団体へと返し、フシは1人仲間集めの為に街へと繰り出した…。
街という素晴らしい空間
フシと街
さて、ヒサメ達とも別れ、トナリの遺言の通りフシは自分に協力してくれる「仲間」を求めて街へとやってきました。
能力で出した剣を売り、この町の通貨を手に入れ、それをまた能力で増やして出していきます。(この能力…うらやましいぃ…)
そのお金で野宿では無く、宿へ。
しかし40年間も島で人間離れした生活を送ってきたフシです。
街が、すっごく心地良い!!

この俗に染まったような感じ、随分フシも人間らしくなってきましたねぇ~。フフ
そりゃ味付けのされた完璧な料理。
羽毛のふっかふかのベット。
たまらないッスよね~(*^_^*)ワカルヨ
街とノッカー
しかし街に長居すると心配なのは「ノッカー」
最近はフシのいない所にも出るようにはなりましたが、やっぱり長居すればノッカーもフシの元へやってくるでしょう。
それで関係無い人達が犠牲になるのをフシは嫌がっていました。
そこでフシはノッカーについて考察しだします。
『一か所にとどまるとノッカーは1週間経つ前にやってくる』
『1日、2日は安全。だが3日目にはノッカーが石や植物に種を植え付ける可能性あり』
(てかノッカーって種つけるの?初めて知りました…^^;)
『3日が始まる前に街を出て14日で別の土地へ』
それがフシの考えるノッカーとの上手い付き合い方のようです。
因みにそれでノッカーと対峙するのは半年に一回くらいでした。

街でフシの得るもの
知識と記録
街から街へ移動するフシはとにかく色んな知恵や情報を収集していきます。
・食べ物
・道具
・本の内容
・作りだす為の動物や虫
とにかく何でも自身に刺激を与えて、全て片っ端から獲得していきました。
しかし、そうった知識や経験ばかり増えていって肝心の「共に闘ってくれる仲間」は未だに得ることは出来ず…。
継承されすぎ!!ハヤセの子孫達
守護団の行動力
そんな中、街から街へと転々とするフシの元にやってきたのが。
なんとあの!ヒサメの娘と名乗る守護団の副団長「オウミ」でした。
あの…ヒサメに娘が…(゜-゜)
(もちろんフシとの子じゃないからね!)
なんだか個人的にちょっとショックでしたが、まぁそれだけ月日が経ったということなのでしょう。次に受け継がれたのです。
そしてオウミが言うには守護団の活動はかなり広がっているようです。
『守護団の活動』
・同志を募り大陸全土でノッカー対策出来るよう活動中。
・参加してくれた街にはシンボルマークのついた旗を掲げる。
・上記の街では対ノッカーの準備が整っており、街人も闘ってくれる。
……行動力だけはいっちょ前なんだよな…守護団って。
しかし!
ハヤセからヒサメまで受け継がれていた腕のノッカーでしたが、もちろんオウミの左腕にも受け継がれておりました。
オウミ達の活動はその共存しているノッカーの仲間を倒すこと…オウミが言うには、葛藤はあるようだが、他のノッカーと違い協力的なんだとか。(ノッカーに葛藤とかあるんですね)
さらに、なんとオウミのお腹には既に次の子孫が宿っていました。

なるほど…魂は親から子へは受け継げないから、一代空けないとね。
6代目継承者、カハク
ハヤセの意志はどんどん受け継がれていき、その度彼女達はフシの前に現れてはフシに好意を見せます。
なんとなくですが、やはりハヤセの魂が受け継がれている代の子はどことなく顔がハヤセに似ている気がします。(父親のDNA消されすぎじゃね^^;)
毎度懲りずにやってくる彼女達に、フシもだんだん楽しくなってきちゃったり。
そんな中、6代目継承者と名乗る子孫がやってきます。
(てか6代目って、ハヤセの孫の孫の孫の孫の孫…何年経ったんだ…)
しかしなんと、この人。
男なんです。

6代目にしてとうとう大きな変化が…。
カハクはフシに伝えます。
どうやら守護団の活動が異端という噂が広がりだしていると。
それを放っておけばフシを信頼している一般市民にも被害が出るかもしれないと。
それに対し本当に申し訳なさそうに謝るカハクにフシは、謝るなよ。と優しく言います。
今まで守護団に対してここまで心を許したフシはいたでしょうか。
そんなフシにカハクは提案を出します。
”仲間になって欲しい”と。
61話目のまとめ
仲間を見つける為長い月日の中街から街へと移動し、多くの知識と経験を得るフシだったが肝心の仲間を得ることが出来ずにいました。
しかし、果てしなく長い時の中をただひたすらフシの為に受け継がれてきた強い意志を持つ守護団の継承者達にフシも次第にその訪れを楽しみにすらするようになっていったり。
色々な変化を見ることが出来ました。
それにノッカー対策はフシよりも守護団の方が圧倒的に上回っていたことも分かりました。
そんな彼女達、また彼との接触の先に心を許し始めたフシはカハクの提案にどう応えるのか、その返事が気になるところです。
コメントを残す