炎炎ノ消防隊に出てくる
インカという女子高生

〈炎炎ノ消防隊より〉
彼女はただのカワイイ女子高生ではない。
アドラバーストの力を秘めたる
5柱目となる存在なのだ。
そして
彼女は、伝道者側の立場に立ち
その力を使っていくことを選んだ。
その過程と、彼女の持つ力について振り返っておこう。
予知能力
インカはごく普通のカワイイ女子高生
では、なかった。
彼女には特殊な力がやどっていた。
それは…
『炎の匂いをかぎわけることができる』
というものでした。
この能力を使えば
これから起こるであろう火事を事前に予知することができるのです。
そして、この特殊能力を使い彼女が取った行動とは…

〈炎炎ノ消防隊より〉
火事場強盗でした。
強盗と言うと少し聞こえが悪いかもしれません。
彼女は能力を使い
これから火事が起こるであろう場所を特定する。
火事が起こったタイミングで住人を助けに行く。
そして、その場で住人に問う。
助けてやるから金目の物を渡せ
こうして、彼女は自身の能力を使い
火事場強盗を続けていました。
インカはこうしたことを続けていく中で
スリルがあることがたまらなく好きになっていきます。
危険であり
スリルがあればあるほど好き!
そして、インカの持つ特殊能力は
アドラバーストの力によるものだということが判明します。
こうなってくれば
伝道者も消防隊もインカを放っておくわけにはいきません。
自分側に取り込もうと、それぞれが行動に出ます。
発火能力に目覚める
伝道者の一味がインカに接触します。

〈炎炎ノ消防隊より〉
アドラバーストの力を持つインカを
5柱目と呼び、こちら側に来るように言います。
仲間が目の前で殺され
インカは身の危険を感じつつも
スリルを感じ、ゾクゾクしていました。

〈炎炎ノ消防隊より〉
そして、そんな中
インカは発火能力にも目覚めます。
炎を予知するだけでなく
自ら炎を操ることもできるようになり
ますます自身の能力を高めていきます。
インカの選択
シンラもインカに接触し
アドラバーストの力を伝道者に渡してなるものかと
インカを消防隊側に来るよう説得しますが…

〈炎炎ノ消防隊より〉
スリルを求めるインカには響きませんでした。
彼女は想像します。
消防隊側についた場合の未来
伝道者側についた場合の未来
消防隊側についた場合には
きっと平凡だけれども安心安全な生活を送ることができるだろう
一方で、伝道者側についた場合には…

〈炎炎ノ消防隊より〉
きっと危険に満ち溢れ、自分の命も保証されない。
そんな日々が待っているだろう。
想像しただけで、インカのゾクゾクは止まりませんでした。
そして、彼女は選んだ。

〈炎炎ノ消防隊より〉
というか、コレは因果なのだ。
こういう運命だったのだと。
こうして
インカという女子高生は
伝道者側につくことになった。
これからはシンラを含め消防隊とは対立する立場に身を置き
敵として戦っていくことになるだろう。
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