ドメスティックな彼女272話のネタバレ感想です。
命に別状はありません。
ただ…
手術が成功しました。
ヒナ姉の命は救われました。
しかし、
医師の口から告げられたのは…
あまりにも酷い現実でした。
私は、ヒナ姉に
記憶障害が残るのでは?
と考察していましたが、
完全にハズレでした(^^;)
戻らぬヒナ姉
脳死は免れ、命に別状はありません。
ただ…
意識が戻ることはありません。
植物状態ということです。
医師から告げられた言葉は
あまりにも衝撃的な内容でした。
いや…
手術成功したって言いましたやん!
そしたら、喜びますやんか!
なのに、なのに…
そのあとに落とすようなこと言わんといてくださいよー(´;ω;`)ウゥゥ
事故後のヒナ姉については、いろんな考察が考えられましたが、
このまま意識が戻らなくなる。
っていうのは、ちょっと想像がつかなかったです。
というか、考えたくもなかったです。
ヒナ姉が植物状態になったことを告げられた家族は、
さすがに動揺を隠しきれません。
母は、ヒナ姉に一生懸命に声をかけます。
話しかけていれば、脳に刺激がいって
意識が戻るのではないか、と思ってのことです。
母・都樹子さんは憔悴しきった様子で、
ヒナ姉に声をかけています。
このシーンを見ていると、とても心が痛みます…
家族はみな疲れ果てていました。
手術の間もずっと気が張っていたでしょうし、
心も体も限界に近づいていました。
そんな状況を察し、
父はいったん家に帰ることを提案します。
しかし、ナツオだけは
ヒナ姉のもとに残ることを選択。
家族もまた、今は
ナツオとヒナ姉を2人きりにしてあげたいという思いがあったのでしょう。
両親、ルイはいったん自宅へと帰っていきます。
そして、1人残ったナツオは…
ヒナ姉の顔を見つめながら
ポツリと言うのでした。
約束したじゃん
なんで守ってくんないだよ
「困ったときはお互い何でも相談する」
以前に交わしたヒナ姉との約束が
守られなかったこと。
それによって引き起こされてしまった今回の事件に対して
悲しみ?
責任?
何もできなかった不甲斐なさ?
を感じながら、
その晩はずっとヒナ姉の傍にい続けるのでした。
純粋な愛
翌日、この日は雨が降っています。
ナツオや家族たちの心情を表してるかのような天候です。
ルイはマスターを連れて、
ヒナ姉の見舞いへとやってきました。
マスターは、ヒナ姉の顔を見るなり
どうしても気持ちが抑えきれなくなり
思わず、こう言ってしまうのでした。
バカよアンタ
何でも一人で抱え込んじゃってさ
そして、ナツオを病室から連れ出し、
今回の事件の真相について、
さらには、ヒナ姉がどういう想いで
これまでナツオに接してきたのかなど
マスターが知る限りのことすべてを伝えたのです。
ヒナ姉は、ずっとナツオのことを想い続けていた。
だけど、ナツオの心にルイがいることを知り、諦めようとした。
でも、ナツオに命を救われたことで、
ナツオを大切に想う気持ちは大きくなっていく。
自分の幸せなど考えなくなるほどに。
消えてくれない恋心に悩んでいた時期もあったけど、
そんなことはどうでもよくなり
見返りも求めず、
ひたすらにナツオの幸せを願い続けるようになっていた。
最後、ヒナ姉の中に残っていたのは、
純粋な愛だけだった。
自分のせいで、ヒナ姉が事件に巻き込まれた。
と、自分を責めていたナツオでしたが、
ヒナ姉の本当の想いを知って…
声を出すこともなく、
ただただ目から涙があふれてくるのでした。
そして…
そんな二人の会話を、
ルイは聞いてしまっていました。
ヒナ姉の想いをすべて知ってしまったのです。
いろんな想いが湧き上がってきたことでしょう。
うっすらと目に涙を浮かべ、
複雑そうな表情をしたままルイは病室へと戻っていきます。
すると、
ヒナ姉の手術を担当してくれた看護師さんがやってきて、
ヒナ姉の所持品を返却するということで、
あるモノを持ってきました。
それは、ヒナ姉が首から下げていた
リングのネックレスでした。
そのリングには「N&H」とイニシャルが掘ってありました。
これを目にしたルイは、
そのリングの持つ意味、
ヒナ姉がどんな想いでリングを身に着けていたのか
すべてを理解しました。
すると、感情が抑えきれなくなり
ああっ…ああああ…っ
と声を出しながら泣き崩れてしまうのでした。
決断
その翌日。
ヒナ姉の本当の気持ちを知ったルイは、
あれから一晩中、あることを考えていたようです。
そして、決断に至りました。
その決断に迷いはありません。
この日は、キレイな朝日がさしこむ爽やかな晴れた天気です。
これは、まさにルイの心境を表しているかのようです。
その頃、
ナツオはヒナ姉の病室にて、看病を続けていました。
この日は、ヒナ姉のために花を持ってきていました。
「ヒナ姉はこういう色合いが好きだと思ってさ」
「ねぇ 見てよ陽菜…」
花を飾りながら、意識が戻らぬヒナ姉に話しかけていると、
そこへルイがやってきます。
そして、ルイはナツオに対して
思いがけないことを口にするのでした。
ごめん あたし…
ナツオと結婚できない
272話のまとめ&感想!
まさか…
意識が戻らない展開になるとは…
眠り続けるヒナ姉は、
あまりにもキレイな顔をしているので、
このまま意識が戻らない重症であることが
あまり実感が湧いてきませんけど…
というか実感したくない気持ちが勝っているのかも。
さて、今話の最後に
ナツオが「ヒナ姉」ではなく「陽菜」と呼ぶシーンが描かれていました。
ここから読み取れるナツオの心情とは?
さらに、「結婚できない」と告げるルイ。
目からは涙が溢れていましたが、
その表情は、どこか嬉しそうでもありました。
ここから読み取れるルイの心情とは?
ルイがナツオとの結婚をやめると決断したのは、
ナツオとヒナ姉が結ばれるべきと判断したから
ってことでよいのでしょうか?
もう、考えることが多すぎて
頭がパンクしそうですw
あと数話で完結するんですよね?
このままヒナ姉が目を覚まさないってことも十分ありえるの!?
いや…頼むから…
ヒナ姉には目を覚まして、元気な姿を見せてもらいたいです(´;ω;`)
いただいたコメントの紹介!

とりあえずヒナ姉の命は助かりました。
それ以上にお医者さんの次の言葉が気になり過ぎますが…
他のサイトでも予想してた人が大勢いますけど、やっぱり記憶喪失or身体的障害が残るが有力かなと。
(こういう予想できる人ら凄い)
そして、桐谷先生から事実を聞いた夏生は心の整理がつかない状態でしたね。
以前、種部事件の後に「これからは一人で抱え込むな」としっかり釘刺しておいたけど、それについての怒りや悲しみもハッキリとは描かれてないけどあるのかな。
それ以上に、夏生の未来を守りたいという思いの重さを感じ取ってるように見えました。
んで、残りは本当に数話なんですがまだ一悶着ありそうな気がします。
昔、特撮で「鳥人戦隊ジェットマン」ってあったんです。
珍しく戦隊ヒーロー間のラブロマンスを前面に出してる作品で、赤(主人公)、黒(ライバル)、白(メインヒロイン)、青(癒しヒロイン)、黄(癒しキャラ)という構成です。
その最終回で赤と白が結婚式することになり、恋敵だった黒も結婚式に駆けつけるんですが…
道中にひったくりを捕まえたのは良いけど逆上したひったくり犯に後ろから刺されて…
結婚式で幸せそうな赤と白を見守りながら他界というのがあったんです。
話長くなりましたが、そのひったくり犯的なことを小椚に写真を渡した新米教師が「お前のせいで俺の人生目茶苦茶だぁ!」みたいな感じでやりそうだなと…。
なんとか助かったヒナ姉の背後から逆恨みで…なんて勝手な想像力してます。
※因みに私の予想はあまり当たりません(笑)。
ただ、間接的とは言え種部と関わった人間は逆上&犯罪起こすので
まさかの植物状態っていうオチでした…
あと数話で終わるはずなのに…
ここからから、ヒナ姉の意識が戻って幸せにー!
には尺が足りなさすぎるような…

今こそ、このシーンをよく見て
結末を想像するしかありませんね。

「記憶喪失」はないはずだ、というのが私の結論です。
261話にて、ヒナはマスターに、
2人が結婚するまでには ちゃんと「おめでとう」って言えるようにするから
と自ら表明(≒約束)しているのです。それが果たせないようでは、
たとえ瀕死になろうとも、ヒナは「噓つき」ということになってしまいます。
私は、何としてもヒナ自身の口から2人への祝福の言葉が聞きたいのです。
作者はこの終盤に来て、「モノローグ」=独白をほぼ封印しています。
(※心の台詞の吹出しは、独白とは違います)
259話以降、ルイ、ナツオ(267話)、ヒナ(270話)と、各1度ずつしかありません。
つまり、作者は「客観」に徹しているというわけです。
ちなみに、ルイのモノローグの初出はなんとも遅く、
ナツオと抱き合いながらも、
あたし ナツオのこと――…
と別離を決心した、22巻215話が最初なのです。
そして、その後も数えるほどしかありません。
対照的にヒナの独白は、5巻45話以降頻出するようになります。
モノローグというのはキャラの内面や主観を示す技法ですから、
驚くべきことに22巻までルイはずっと、
内面が表現されることなくきたキャラ、しかもヒロインだったわけです。
ミウやミヤビでさえ自然にモノローグが使われていたのに、です。
一方ヒナのほうは、モノローグありき、すなわち内面ありきのヒロインだったと言えます。
さあいよいよ最終盤、ヒナの独白はもう一度聞けるのか、
凝視して読み進める所存です。
これまでモノローグなんて、
意識して読んだことがありませんでした!
毎回、面白い気付きを与えてくださり、ありがとうございます!
また、ヒナ姉の「おめでとう」というエピソードを考えると、
やはり今後の展開はヒナ姉が目を覚ますことになるのでしょうか。
それとも、「2人が結婚するまでに」という出来事がなくなることで、
ヒナ姉の「おめでとう」も消滅してしまうのでしょうか。
うぅ…目を覚ましてほしいけど…
どうなるんでしょうか。
まずは次回、ルイのセリフに注目ですね。
ヒナ姉、植物状態。
ルイ、二度目の破局申し入れ。
うーん、これはみんな不幸のどん底一直線な展開になってますね
図らずも、半分くらいは種部の陰謀通り(夏生らの不幸)になってる構図がなんとも言えんです。
マスターが言う「純粋な愛」がもたらしたのは今のところこの最悪な状況なんですかね。
まあ、今更小椚を責めても仕方ないのでここからどう挽回できるか考えたほうがいいですかね。
※小椚は法律に任せる。
あと、ルイは今こそ夏生を支える立場ではないのかね?前の一時破局で何を学んだのかよく考えてほしい。前回同様、固い決意したような表情してても、結局何も変わってない。
しかも、今回は夏生とだけでなくお腹の子も関係してくる問題です。
姉妹揃って同じこと繰り返すのもね▪▪▪
※ヒナ姉の場合は「一人で抱え込み」癖。
しんさんもかこさんと一緒のご意見ですね「結局何も変わってない」笑
まあルイの気持ちからすると、「あんなに夏生のことを思って、自分を犠牲にしてまで夏生の将来を大事にするヒナ姉に、もう一度許してもらえるまで私だけ幸せになれない、だから今結婚はできないの」って感じじゃないですか? ヒナ姉の意識が戻らないなら結婚しないってことでしょう? でも意識戻ってヒナ姉がOKっていうシナリオだと、おみくじがウソになるからそれはない。ヒナねえが「2人が結婚するまでにはおめでとうって言えるようにする」って言ってたのを気にしている人がいるけど、多分結婚しないからそれ言う必要ないし。おみくじハズレは絶対ないと思いますよ笑
この姉妹は成長してる風の書き方されますけど、根本が何も変われないですよね
重要人物は変われないですかね?(種部とか橘姉妹)
人は変われないがオチかなと最近では思う始末です
かこさんの見方は面白い。確かに成長したように見えて変わってないかも笑
まあ実際ヒナの立場になると苦しいだろうね。忘れられない人を自分の妹の幸せのために我慢してるけど、夏生のためになんでも一生懸命…かこさんが言う通りハッピーエンドにするはずだから、やっぱりそういう見返りを求めない純愛が報われるっていうストーリーになるんでしょうね。おみくじに書かれた通りになるんでしょ笑
あーあ、せっかくヒナ姉を犠牲にしたみんな幸せルート(偽)だったのに
みんな地獄ルート(仮)に突入か
自分は以前、種部に刺されて夏生を守って逝った方がヒナ姉的にも幸せだったと言ったけど、植物状態はだめだよ。誰も幸せにはならない。漫画だから無理やりハッピーエンドにはするだろうけどさ。
結局また、自分のせいで好きな人が幸せになれない(ここでは夏生とルイの結婚)とか自分を責めるし悲しいやつだろ
何かしらで数年後に意識取り戻しても、子供を身篭ってる大切な妹まで不幸にしてるから自◯待った無しやん
このまま植物状態で終わるわけないじゃん。それじゃこの漫画ここで終わりだよ。
ルイとの結婚はもうないかな。やっぱり自分の全てをかけて人を愛する至上の愛がテーマだったね。ここでルイの中にいる赤ちゃんだけど、おろしたらつまらん漫画になるから、きっと産むんだろうな。か、もしくは流産するか…いややっぱり産むだろうな。夏生は「俺と結婚しないって、じゃあ子供はどうするんだよ。」「この子は私が大好きな夏生との子だから私が一人で育てていく。でも夏生はヒナ姉の愛に報いてあげて…」みたいな笑。(でもヒナが目覚めてもいないのに夏生バイバイは現実的にはちょっと、えーだよね)
ルイの決心を変えれるとしたらそれはヒナしかいない。ヒナが目覚めたあと記憶がしっかりしていればルイをもう一度説得して、「あなたが夏生と幸せになるのが私の夢なの。だから別れるなんて言っちゃダメ。」とかいうかもしれないけど、それだと物語の終わりがつまらん。やっぱり目覚めるけど、何かあって、夏生とヒナが一緒になり、何故かルイの産んだ子を一緒に育てていくことになるような気がする。その辺の設定が楽しみ。