ドメスティックな彼女271話のネタバレ感想です。
まさか、まさかの事態に…
小椚の逆恨みによって、
ヒナ姉は生死の境をさまよっています。
ヒナ姉は助かるのでしょうか。
もちろん助かるよね…!?
でも、今話を見る限り
ちょっと雲行きが怪しい感じです…
知らせは突然に
今日はヒナ姉とルイが2人で外食するってことで、
ナツオと両親は、家で食事をとっていました。
3人だけの食事ではありますが、
都樹子さんが「頑張っちゃった!」というように
豪華な料理が食卓に並んでいます。
父、母、ナツオっていう
ちょっと珍しい組み合わせではありますが、
この日は、豪華な食事を前に、
3人だけで楽しく食卓を囲む…はずでした。
知らせは突然に…。
ヒナ姉が事故にあったという知らせが入り、
楽しいはずの食事は終わりを告げます。
みな、慌てた様子で病院に駆けつけるのでした。
全てを知ってしまったナツオ
父、母、ナツオの3人が病院に駆けつけると
そこには、憔悴しきった様子のルイがいました。
ヒナ姉の様子を尋ねると…
今、手術中だということを伝えます。
ただ、容体は不明のようで…
ヒナ姉がこのまま死んでしまうんじゃないか…と。
ルイはひどく怯えた様子です。
涙を流しながら、ナツオにすがるルイの姿は…
とても見ていられないくらい、弱りきっています。
ナツオ自身も辛く、
今にも押しつぶされてしまいそうな状況でしょう。
ですが、ナツオはルイや家族のため
お茶を買ってきたり、ルイの体が冷えないように膝掛けを用意したり…
みなのフォローに回り、常に動き回っていました。
そのころ、
世間では小椚が起こした事件について
ニュースで取り上げられていました。
小椚は大量のアルコールを摂取していたようで、
酒気帯び運転によって引き起こされた
危険運転致死傷罪の可能性として扱われています。
ヒナ姉に対する遺恨などは今のところ触れられることはありませんでした。
そして、このニュースは、
すべての事情を知っている桐谷先生の目にも止まることとなります。
その後、
桐谷先生はヒナ姉がいる病院を聞きつけ、
ナツオたちの元へとやってきます。
そして、ナツオを呼び出し、
今回の事件の真相について打ち明けたのです。
小椚がナツオのスクープを狙っていたこと。
それを、ヒナ姉が阻止したこと。
すべてを秘密裏に行い、ナツオに負担をかけないようにしていたこと。
ナツオは、ひどく驚いた様子を見せます。
そりゃ、そうですよね。
自分の知らないところで、こんなことになっていたとは…
なかなか理解が追いつかない様子のナツオ。
ですが、桐谷先生は話を続けます。
今回の事件のことだけでなく
これまでのヒナ姉の想いについても
桐谷先生が知る限りのことを打ち明けたのです。
彼女は自分の過去の行動によって
君の夢に支障が出ることを何よりも恐れていた。
君との関係を断った時もそれが一番の理由。
何に代えても
君の未来を守りたかったから
突然、桐谷先生によって
ヒナ姉の本当の想いを受け取ることになったナツオ。
桐谷先生が去った後、
ずっと、ヒナ姉のことを考えていました。
これまでのヒナ姉との出来事を振り返りながら、
あのときも、このときも…
これも、あれも、全部…
そういうことだったのか。
ヒナ姉は全部そういう想いで…
桐谷先生の言葉と、
過去の出来事を繋げて考えたとき
そこから「ヒナ姉の優しさ」が改めて溢れかえってくるようでした。
そのとき、
手術は成功しました
というお医者さんからの報告が入ります。
みなが慌てた様子で駆けつけると、
そこには安らかな表情で眠っているヒナ姉の姿がありました。
大きな傷はないようで、顔はキレイなままです。
ヒナ姉の無事を確認できた家族は、泣き崩れます。
ナツオは膝をつき、大粒の涙を流しながら
よかった…よかったホントに…!
と、安堵した様子を見せます。
しかし、この後
お医者さんから酷な事実が告げられることになるのです。
命に別状はありません。
ただ…
271話のまとめ&感想!
ただ…
なんだと思いますか?
やっぱり…記憶障害ってのが有力でしょうか。
家族のことは覚えているけど、
ナツオのことはそっくりそのまま忘れてしまう。
しかし、ナツオからもらって指輪はキーとなって、
ラストに向かっていく。
そんな感じかなって思いました。
薄っぺらい考察ですけど(^^;)
こんな状況で、ヒナ姉の本当の気持ちを知ってしまったナツオ。
ヒナ姉の無事を確認できてホントに安心したでしょうね。
こんなタイミングでお別れなんてことになったら…
と考えると、自分なら発狂してしまいそうです。
さぁ、いよいよラストへって感じですね。
どうなっちゃうのかドキドキです。
いただいたコメントの紹介!

ホント、マガジンってこういう展開好きですね
涼○でも、普通にメインヒロインを他界させたし…
自分も完全に油断してました。
最初の小椚のシーンも落胆したシーンを強調してるだけなのかと。(ギャバ嬢からの営業メッセージがこれまた痛々しい)
種部は予想通りというか、何も変わってませんでした。
これこそスラムダンクの安西先生風に言えば「まるで成長していない…」
あとは、ゲームで言うところのエンディング迎えてスタッフロール流れて後日談って感じかな~なんて思ってたら再び小椚!
ん~、どこかで見たような構図です。
最後のページが種部に刺された時の夏生と同じようなアングルでヒナ姉が…
この殺人行為で結局夏生&ルイに小椚との出来事がバレそうですね
まずは、ヒナ姉の容態が気になります。
前の方も言われた通りヒナ姉がどのような結末を迎えるのかは我々読者が最も気になってる所の一つなので(多分)…
そして、小椚…自ら地獄行きを選びましたね…もう同情の余地はなし!
あと5話くらいですか。どのような着地をするのか楽しみです。
ヒナ姉は無事、助かりました!
しかし…どんな後遺症があるというのでしょうか。
体が動かなくなる?とかも考えましたが、
やはりヒナ姉にとっての最悪はナツオを忘れてしまうこと。
そのためのフリもしっかりと効いていたように思うので…
やっぱナツオのこと忘れちゃうのかな…(+_+)

ヒナが頭から血を流してる…
ほんとにあと6、7話で終わるというのになんてことしてくれるんだ。
まさかヒナが記憶喪失になるとかいう展開じゃないだろうな?
それとか突き飛ばされて命は守ったもののルイのお腹の子は?まさか流産?
もうそんなになったらドメカノただの暗い漫画になっちゃうからそれは無いな。
頼みますよ、素晴らしいエンド期待してますから!
ヒナが記憶喪失っていう展開は、
今話の最後によって、かなり現実味を帯びてきましたね。
さすがにルイは大丈夫であって欲しいですが、
今後どうなっていくのか予想がつきませんね。
だから、残り数話は全部ドキドキしながら読むことができそう。
楽しみにしておきましょう!

ヒナという人に対する“襲撃”はこれで2度目。
一作品内での同一手の再使用は、普通なら悪手です。
それを敢えてやったのですから、作者にはラストまでの展開に対する相当の覚悟と自信があるのでしょう。
マジで刮目せざるを得なくなりました。
ここで唐突ながらのドメカノトリビアですが、ナツオとルイの互いの呼び方(二人称)に代名詞が使われたのは、
- ルイ⇒ナツオ「あんた」……16巻147話9頁目
- ナツオ⇒ルイ「お前」……17巻158話67頁目
が最後で、以降は名前呼びオンリーになっています。
細かいポイントですが、13巻で両想いになって以来、次第に消していったあたりにも、作者の芸の細かさが覗えます。
同様に、ナツオの「陽菜」呼びと「ヒナ姉」呼びも、細心の使い分けがなされてきました。
次話、ナツオが久々に「陽菜!」と叫ぶのは間違いなさそうですが、ルイ最終死亡説を否定した際にも論じたとおり、ナツオが大事な人を3度も亡くすのはドラマ的には安直すぎてあり得ないので、むしろ“楽しみに”展開を見守りたいと思います。
おぉ、スゴイ!
呼び方に注目しておくと、
最後の展開をさらに面白く読み進めることができそうですね!
今後の展開で、ナツオがヒナ姉のことを何と呼ぶか。
ここから彼の心の変化を読み取りながら、結末を見守っていこうと思います。
ナイスなトリビアありがとうございます!!
とりあえずヒナ姉の命は助かりました。
それ以上にお医者さんの次の言葉が気になり過ぎますが▪▪▪▪
他のサイトでも予想してた人が大勢いますけど、やっぱり記憶喪失or身体的障害が残るが有力かなと。
(こういう予想できる人ら凄い)
そして、桐谷先生から事実を聞いた夏生は心の整理がつかない状態でしたね。
以前、種部事件の後に「これからは一人で抱え込むな」としっかり釘刺しておいたけど、それについての怒りや悲しみもハッキリとは描かれてないけどあるのかな。
それ以上に、夏生の未来を守りたいという思いの重さを感じ取ってるように見えました。
んで、残りは本当に数話なんですがまだ一悶着ありそうな気がします。
昔、特撮で「鳥人戦隊ジェットマン」ってあったんです。
珍しく戦隊ヒーロー間のラブロマンスを前面に出してる作品で、赤(主人公)、黒(ライバル)、白(メインヒロイン)、青(癒しヒロイン)、黄(癒しキャラ)という構成です。
その最終回で赤と白が結婚式することになり、恋敵だった黒も結婚式に駆けつけるんですが▪▪▪道中にひったくりを捕まえたのは良いけど逆上したひったくり犯に後ろから刺されて▪▪▪結婚式で幸せそうな赤と白を見守りながら他界というのがあったんです。
話長くなりましたが、そのひったくり犯的なことを小椚に写真を渡した新米教師が「お前のせいで俺の人生目茶苦茶だぁ!」みたいな感じでやりそうだなと▪▪▪▪。なんとか助かったヒナ姉の背後から逆恨みで▪▪▪▪なんて勝手な想像力してます。
※因みに私の予想はあまり当たりません(笑)。ただ、間接的とは言え種部と関わった人間は逆上&犯罪起こすので
「記憶喪失」はないはずだ、というのが私の結論です。
261話にて、ヒナはマスターに、
2人が結婚するまでには ちゃんと「おめでとう」って言えるようにするから
と自ら表明(≒約束)しているのです。それが果たせないようでは、
たとえ瀕死になろうとも、ヒナは「噓つき」ということになってしまいます。
私は、何としてもヒナ自身の口から2人への祝福の言葉が聞きたいのです。
作者はこの終盤に来て、「モノローグ」=独白をほぼ封印しています。
(※心の台詞の吹出しは、独白とは違います)
259話以降、ルイ、ナツオ(267話)、ヒナ(270話)と、各1度ずつしかありません。
つまり、作者は「客観」に徹しているというわけです。
ちなみに、ルイのモノローグの初出はなんとも遅く、
ナツオと抱き合いながらも、
あたし ナツオのこと――…
と別離を決心した、22巻215話が最初なのです。そして、その後も数えるほどしかありません。
対照的にヒナの独白は、5巻45話以降頻出するようになります。
モノローグというのはキャラの内面や主観を示す技法ですから、
驚くべきことに22巻までルイはずっと、
内面が表現されることなくきたキャラ、しかもヒロインだったわけです。
ミウやミヤビでさえ自然にモノローグが使われていたのに、です。
一方ヒナのほうは、モノローグありき、すなわち内面ありきのヒロインだったと言えます。
さあいよいよ最終盤、ヒナの独白はもう一度聞けるのか、
凝視して読み進める所存です。