【ドメスティックな彼女】270話ネタバレ感想!ごめんねナツオくん、それは突然に…

ドメスティックな彼女270話のネタバレ感想です。

 

ヒナ姉と桐谷先生の抗議は見事に成功。

ナツオのスキャンダルが世に出ることを防ぎました。

これにて一件落着。

大きな問題を乗り越え、

ここからラストに向けて、幸せな展開が続いていくのかな。

と、楽観的に構えていました。

 

ですが、そんな思いを打ち砕くかのように

今話は違和感を感じるスタートとなります。

小椚のその後

前話にて、小椚とのバトルに決着がつきました。

ヒナ姉の完全勝利です。

 

これにて、ストーリーの要素として小椚の役割は終了。

前話にてお役御免となり、今後彼について描かれることはないだろう。

と、感じていました。

 

ですが、今話は、

小椚のその後が描かれるところから始まるのです。

 

小椚は、ヒナ姉と桐谷先生によって

上司の前で恥をかかされ、無能人間であるとの烙印を押されてしまいました。

職場での立場も失い、今では自宅に引きこもり

堕落した生活を過ごしています。

 

彼が突き止めたスクープは、

間違いなく真実でしてた。

ですが、ヒナ姉たちに上手くやり込められ、

結果的に、自分がダメージを負うことになってしまいました。

 

これに対して、小椚はやり切れない思いを抱えていました。

そして、その思いは…

段々と怒り、恨みへと変化しつつあるようでした。

 

 

と、このように今話は、

小椚の失墜について描かれるところから始まりました。

残り数話で完結することが決まっているドメカノ。

そんな状況で、あえて小椚のその後について描く必要があるのだろうか。

なんでだろう…という違和感を感じます。

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種部との決着

ヒナ姉は種部との面会に来ていました。

種部への恐怖心を克服し、未来へと歩みを進めるためです。

 

種部はヒナ姉を前にして、

少しも表情を変えることなく、いつもの調子で話し始めます。

こんな立場になっても、ヒナ姉のことを「美しい」と表現する種部。

今でも自分が上の地位にいる人間だと認識してのことでしょう。

 

ヒナ姉は、種部の言葉に反応することなく

自身が伝えたいことだけを話していきます。

 

ナツオの記事は世に出ない。

つまり、種部の企ては潰えたということ。

 

このことだけを種部に伝え、

その場を去っていこうとするヒナ姉。

 

これに対して、種部は得意げな顔で言います。

 

今回はダメでも、

俺がここを出たら、あんたたちの汚さを

声高に叫んであげますよ

 

しかし、ヒナ姉は動揺する素振りを見せず、

種部を軽蔑したような目で睨みつけ

 

どうぞお好きに

 

とだけ返し、その場を去っていきました。

自分が見下されていると感じた種部は激昂。

まわりの刑務官たちに取り押さえられることとなります。

 

こうして、ヒナ姉は種部の恐怖を断ち切ることに成功。

明るい未来へと新しい一歩を歩み始めるのでした。

 

種部は相変わらずって感じでしたね(^^;)

全く反省の色がないっていうか、

事件前と何一つ変わっていない。

ごめんねナツオくん

ナツオのスクープの件があり、

何かと大変な日々を過ごしていたヒナ姉でしたが、

ようやくひと段落した感じです。

 

ラマンのマスターに、

今回の騒動の収束について報告するヒナ姉。

 

種部に会うのは恐怖があった。

だけど、なんとか乗り切ることができた。

それは…お守りとしてナツオからもらった指輪持っていたから

それが心強かったと語るヒナ姉。

 

そして、その指輪を手に

ヒナ姉は、ナツオへの想いを語り始めます。

 

結婚は叶わなかったけど、

この指輪は今でも私のお守りに変わりない。

こんなことがあっても…あの時のこと…

 

と、ヒナ姉が何か核心的な話をしようとした瞬間。

ヒナ姉のケータイに、ルイからのメッセージが。

 

そこには「一緒に食事をしよう」という誘いがありました。

話の途中ではありましたが、

ヒナ姉はラマンを後にして、

喜んでルイとの食事に出かけていきます。

 

ルイとの食事に向かう道中。

さっきマスターに言いかけた言葉の続きを

ヒナ姉は心の中で語り始めます。

 

ごめんねナツオくん

こんなことがあっても

どうしても後悔できないの

あなたを好きになったこと

私心から…

 

それからヒナ姉はルイと合流し、

「心から…」の続きが語られることがありませんでした。

 

ヒナ姉とルイは、

今から行くお店の話をしながら盛り上がっています。

ヒナ姉はルイが楽しそうにしている姿を見ながら、

ルイがこれまでと変わらぬ日常を過ごせていることに、

きっと、これからたくさんの幸せが待っている。

それを守ることができたんだ。

と、かけがえのない大切なものを守ることができたことに対して

安堵しているような表情を見せます。

 

 

こうしてルイとヒナ姉が道を歩いていると突然

 

 

ドンッ

 

 

ルイが突き飛ばされてしまいます。

 

ルイは、突然

ヒナ姉によって突き飛ばされたのです。

突き飛ばされてしまったルイは、

その理由をすぐに理解することとなります。

 

 

キキー

ドンッ

ガシャーン

 

 

突然、ヒナ姉とルイのところへと

1台の車が突っ込んできました。

その車からルイを守るため、ヒナ姉はルイを突き飛ばしたのです。

 

そして…

突っ込んできた車にヒナ姉は引かれてしまいます。

ヒナ姉は頭を打ち、大量の出血が…

 

ヒナ姉を引いた車

運転していた人物は、なんと…

小椚だったのです。

 

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270話のまとめ&感想!

完っ全に油断していた…汗

大きな問題は乗り越えたし、

こっからはヒナ姉がどうやって心の整理をつけていくか。

どのような円満なオチに持っていくのかなぁ。

楽しみだなぁ~(^^)

みたいなテンションで今話を迎えてしまっていたので、

始まりで小椚が出てきたところから

「ん?」となり、

やたらとヒナ姉が、

ナツオへの想いを語っているシーンが出てきたあたりで

「なんか…フラグが…」となり、

ヒナ姉が引かれるシーンで

「そ、そんなことってありかよぉぉぉ!!!」

って感じになりました(^^;)

 

ドメカノの結末を予想するにあたって

ルイに不幸があるのでは…?

という予想は多く見受けられましたが、

まさかヒナ姉にこんな展開が待ち受けているとは…

さすがにこれを予想していた人って少ないのでは??

 

これでヒナ姉が死んでしまうってことは…

さすがに…ないよね?とは思いますが、

いや、あり得るか…

どんな結末が待っているのか、想像がつかなくなってきましたね。

 

だけどさ…

た、頼むから…

ヒナ姉生きてくれ…!

いただいたコメントの紹介!

読者様

ヒナ姉をなめてましたすんません(_ _)

しっかり桐谷先生には助っ人求めてたのね

多少強引な所はありましたが、小椚の件に関しては無事解決かな。

※「義弟(夏生)とはやましいことはやってません!」…うん、きっとやってないんでしょう(白目)

皆さんの言うように小椚は小物感満載でした。

大きなお金の使い方も知らないんでしょう。(俺も知らんけど(^.^))

完全に浮かれてたところに天誅ですからね!

最初のページのウキウキ顔は見る影もありません。

キャバクラのお金はカード払いかな。カメラもリボ払いみたいだし支払い頑張って下さい。

あと、新米教師の処罰はどうなったのか気になります(^.^)流石に「よく正直に名乗り出てくれた!なので以後気をつけて!」なんてことはないと思うが…

あとは種部のトラウマ克服だけですかね。

さて、結局スキャンダルが世に出なかった種部の反応やいかに…

小椚…ただの小者野郎と思っていましたが…

種部と関わった人間は、もれなく闇落ちするっていう特殊能力でもあるのでしょうかw

小椚が犯行を犯した。

動機はなんだ?

ってところから、結局はナツオの件は世に出されることになってしまうのでしょうか。

ヒナ姉が命を懸けてまで守ろうとした「幸せ」を壊さないで欲しい…

 

読者様

高校の文芸部、生業としての小説家、キャバクラ、イタリアンレストラン、演劇サークル、ホテルのフロント等々、桃源先生よろしく“取材”をきちんとした上でストーリーテリングされているのがこの作品の素晴らしいところですが、スクープ週刊誌の現場も、取材の跡が見える展開で、腑に落ちる結末となりました。

まあ、「フライデー」も「週刊現代」も抱える講談社ですから、今回は取材は容易。というより、事情通の編集者が作者を相当サポートしたのでしょう。

ところで、前話のアオり文にて「三角関係は終局へ」とありましたが、これって正確ではないと思うのです。

ドメカノって、三角関係の衣を纏いつつ、その実はナツオとルイの恋愛成就の物語だったように私には映ります。

第1話冒頭がルイとナツオのエキセントリックなエピソードで始まり、テレビアニメのクレジット順が、ルイが一番手だったことからも察せられるように、冷徹に言ってしまえば、ルイとヒナの扱いは最初からずっと対等ではありませんでしたし、だからこそ長続きしたとも言える気がします。

同じく家庭内恋愛を描いた90年代の少女漫画の傑作『ママレード・ボーイ』にしても、2家族による疑似的家庭内での恋愛話だったかの名作『タッチ』にしても、実質的には三角関係や四角関係は成立していませんでした。『タッチ』は最初から達也と南の物語でした。

これらの免疫がついていたので、ドメカノも“なんちゃって三角関係”に終わるだろうことは、割と早い段階から予想がついていました。

残り約6話。

ヒナが種部との対峙を乗り越えれば、いよいよまとめです。

以前にも言及したことですが、三角関係“未遂”に終わったヒナの処遇こそが、この作品の完成度を左右する最大の焦点です。

ヒナがこの物語に存在した意義の描かれ様を刮目したいと思います。

まさに「ヒナがこの物語に存在した意義」が問われる展開に…

これまでの展開をズバズバ言い当ててきたこの方には、

ヒナ姉が事故にあった後の展開も見えているのでしょうか。

ひ、ヒナ姉は…し、死にませんよね??

死なないと言ってくださいー泣

 

【ドメスティックな彼女】271話ネタバレ感想!知ってしまったナツオ、ただ…もう遅い!?

2020年4月28日

 

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3 件のコメント

  • ホント、マガジンってこういう展開好きですね
    涼○でも、普通にメインヒロインを他界させたし▪▪▪

    自分も完全に油断してました。
    最初の小椚のシーンも落胆したシーンを強調してるだけなのかと。(ギャバ嬢からの営業メッセージがこれまた痛々しい)
    種部は予想通りというか、何も変わってませんでした。これこそスラムダンクの安西先生風に言えば「まるで成長していない▪▪▪」

    あとは、ゲームで言うところのエンディング迎えてスタッフロール流れて後日談って感じかな~なんて思ってたら再び小椚!
    ん~、どこかで見たような構図です。
    最後のページが種部に刺された時の夏生と同じようなアングルでヒナ姉が▪▪▪

    この殺人行為で結局夏生&ルイに小椚との出来事がバレそうですね

    まずは、ヒナ姉の容態が気になります。
    前の方も言われた通りヒナ姉がどのような結末を迎えるのかは我々読者が最も気になってる所の一つなので(多分)▪▪▪

    そして、小椚▪▪▪自ら地獄行きを選びましたね▪▪▪もう同情の余地はなし!

    あと5話くらいですか。どのような着地をするのか楽しみです。

  • 久しぶりにコメします。
    ヒナが頭から血を流してる…
    ほんとにあと6、7話で終わるというのになんてことしてくれるんだ。
    まさかヒナが記憶喪失になるとかいう展開じゃないだろうな?
    それとか突き飛ばされて命は守ったもののルイのお腹の子は?まさか流産?
    もうそんなになったらドメカノただの暗い漫画になっちゃうからそれは無いな。
    頼みますよ、素晴らしいエンド期待してますから!

  • ヒナという人に対する“襲撃”はこれで2度目。一作品内での同一手の再使用は、普通なら悪手です。それを敢えてやったのですから、作者にはラストまでの展開に対する相当の覚悟と自信があるのでしょう。マジで刮目せざるを得なくなりました。
    ここで唐突ながらのドメカノトリビアですが、ナツオとルイの互いの呼び方(二人称)に代名詞が使われたのは、
     ルイ⇒ナツオ「あんた」……16巻147話9頁目
     ナツオ⇒ルイ「お前」……17巻158話67頁目
    が最後で、以降は名前呼びオンリーになっています。細かいポイントですが、13巻で両想いになって以来、次第に消していったあたりにも、作者の芸の細かさが覗えます。
    同様に、ナツオの「陽菜」呼びと「ヒナ姉」呼びも、細心の使い分けがなされてきました。次話、ナツオが久々に「陽菜!」と叫ぶのは間違いなさそうですが、ルイ最終死亡説を否定した際にも論じたとおり、ナツオが大事な人を3度も亡くすのはドラマ的には安直すぎてあり得ないので、むしろ“楽しみに”展開を見守りたいと思います。

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