ドメスティックな彼女268話のネタバレ感想です。
今話は巻頭カラーでしたね!
カラーページには、新刊の告知がありました。
27巻は5/15(金)発売。
そして…最終28巻は8/17(月)発売。
終わりが近いことは察していましたが、
こうして最終の告知をされると、
なんだか一気に寂しさが込み上げてきます(^^;)
さて、今話の展開ですが…
ナツオのスクープを追う小椚
それを阻止したいヒナ姉
両者のバトルが始まります。
言えない
ナツオが記者に狙われている。
という事実を知ってしまったヒナ姉。
ですが、
その事実をナツオに伝えることができずにいました。
小説家として、さらにこれから結婚を控え
父親になる準備を進めていくナツオにとって、
今はかなり大事な時だと言えます。
だから、そんな状況にあるナツオのことを気遣って、
ナツオくんはもう有名人だから
今まで以上に周りをよく見て
慎重に行動した方がいいよ
と、忠告するにとどめておくのでした。
なんでバレてしまったんだろう…
と、頭を抱えて困り果てるヒナ姉。
ですが、困ってばかりではいられません。
今すぐにでも対処しなければ、
ナツオのスクープが世に報じられ、
小説家としての道を絶たれるようなことになるかもしれません。
そもそも今回の件は、
ヒナ姉が教師という立場でありながら
当時、生徒であったナツオと関係を持ってしまったことが原因です。
なので、このことについて
ヒナ姉は強く責任を感じていました。
だから…
私がなんとかしなきゃ
と覚悟を決め、出版社に乗り込んで
記事の公開を取りやめるよう掛け合うことにしたのです。
よみがえる恐怖
ヒナ姉は一人で出版社に乗り込みます。
そこで、小椚を呼び出し、
ナツオのスクープを取りやめるように言います。
もしも、世間にスクープを出すようなことがあれば、
名誉毀損で訴えることも告げ、
断固強い姿勢で小椚との交渉に挑みます。
ヒナ姉は、いつもは見せないような厳しい表情をしています。
その表情からは
「戦う」「守りたい」
という強い気持ちが伝わってきます。
名誉毀損、訴える
といった強い言葉で攻められた小椚ですが、
全く動じる様子はありません。
それどころか、
ヒナ姉とナツオがキスをしている証拠写真を見せ、
十分な証拠があることを提示します。
その上で、情報が正しい場合には名誉毀損には当たらない。
事実を報道しているだけなのだから。
と、強気な姿勢を見せます。
さらに、
「ナツオは過ちを犯した義姉を捨て、義妹と結婚する」
という事実も突き止めていると告げます。
ルイのことまで調べられているとは…
そのことが報じられてしまったら、
ナツオとルイの結婚はどうなってしまうのだろうか。
2人の幸せが脅かされてしまう。
ヒナ姉の頭の中は、
いろいろな感情が湧きおこり
グチャグチャになっていく様子です。
最初は法的に戦おうとしていたヒナ姉でしたが、
恥ずかしくないんですかこんな…
人の幸せを砕くような
陥れるようなことして!
このときには、感情で訴えることしかできなくなっていました。
これにより、
自分が優位な立場になったと考えた小椚は、
ペラペラと話し始めます。
そもそもあなたがしでかしたことだ。
未成年に手を出したのだから。
一千万くらい積んでくれたら
スクープを取りやめることを考えてもいい。
唇を噛みしめながら
小椚の話を黙って聞いていたヒナ姉でしたが、
ここから黙ってはいられない状況になっていきます。
それに…あなたは私の仕事を
「人を陥れること」と言いましたが
あなただって、一人の男の人生を潰したじゃないですか。
思わせぶりな態度で人を凶行に走らせて
自分たちは何もなかったかのように人生を送っている。
そんなのはどうかと思うよ、ねぇ
え、私が誰かの人生を潰した?
思わせぶりな態度?
凶行に走らせた?
凶行…!?
小椚が何を言っているのか、
分からずに一瞬考え込んだ様子のヒナ姉でしたが、
すぐにある人物の顔が浮かんできます。
そう、種部です。
種部がこの記者にリークをしたに違いない。
そう確信したヒナ姉は、
小椚にそのことを確かめます。
すると、
小椚は慌てた様子を見せ、
情報元はどこであろうと関係ない。
取材の結果、事実であることが認められたのだから問題ない。
と言い捨て、その場から去っていきました。
一人その場に残されたヒナ姉
種部に対する恐怖が思い起こされ、
汗と震えが止まらず、その場を動くことができませんでした。
もう大丈夫だから
自宅に戻ってきたヒナ姉は、
ナツオの部屋を訪ねます。
ナツオは新しい小説の執筆中だったのですが、
小説を書いてる姿を見ていたい。
というヒナ姉の要望もあり、
小説を書くナツオ
それを後ろから見守るヒナ姉
という、2人だけの静かな時間が流れていきます。
小説を書いているナツオの背中を見ながら
小説家を夢見て、がむしゃらに頑張っていた
過去のナツオの姿を思い出します。
そして、今ようやく、
その夢を叶えようとしているナツオの現在と照らし合わせ、
改めて「守りたい」という思いが強くなったようです。
ナツオの背中にピタッと抱きつき、
ヒナ姉は言うのでした。
ナツオくんはもう大丈夫だから
迷わず自分の信じた道を
まっすぐ歩いていけばいいからね
そして、自室に戻ったヒナ姉は桐谷先生に電話します。
今回の件について助言してくれたことに対する感謝を述べ、
改めて「戦う」という意志を告げるのでした。
268話のまとめ&感想!
ヒナ姉がんばれ!
その戦う姿勢を応援するぞ!
とは言っても、今のところはかなり分が悪い様子。
ここからどうやって巻き返していきましょうか。
今のところ、ヒナ姉が武器として使えそうな情報は
「種部がリークした可能性」でしょうか。
となると、
ヒナ姉が種部に会いに行くっていう展開もありそうですね。
今後、ヒナ姉が本当の幸せを掴むためには
種部事件をしっかりと乗り越える必要があります。
今回の件を通して、種部に対する恐怖を克服して、
新しい1歩を踏み出すきっかけにしてもらいたいですね。
いただいたコメントの紹介!

まず、開始直後の小椚さんの顔(笑)!凄い悪い顔になってます
ここから更に情報収集してより確実にスクープをモノにするようです。
種部さんもなんか勝ち誇った顔になってる本当に夏生を刺した事に関して悪く思ってなさそう。
しかし、写真を提供したのが名も無き新米教師とは。(そういや、前回お金渡すシーンがチラリとありましたね。)
そして、最後に夏生とルイの結婚式の衣装合わせのところにも小椚さんいました。しっかり窓際にスタンバイ!
ヒナ姉ではなくルイとの結婚ということで「姉を捨てて妹に手を出した」的な書き方するのかな。
もう、小椚さんの顔がイキイキしてますわ(笑)本当に生きてるって感じ(^.^)
…ただね、個人的に思うのが今の小椚さんの状態だとわりと足元すくわれそうなんですよね。
なんか、久しぶりのスクープで心踊りすぎて周りが見えてるつもりで見えてない部分があったりとか。
多分、お金で釣り上げた新米教師にしっかり釘さしてないんじゃないかなと。
その辺がわりと隙になりそうな気がする。
その新米教師もうっかり口滑らせそうな気がします。
もしくは写真をあさってる現場を見られたor防犯カメラに映ってたか。
そこからお金渡してる現場を撮られていたら小椚さんの記者生命もアウトな気もする…
※学校側のセキュリティも問題あると思うけど…
とにかく種部、小椚、新米教師のお三方は地獄行き確定ってことで…
追伸 自分のつたないコメントを誉めてくれた方ありがとうございます(^.^)少し遅れましたけど
種部、小椚、新米教師の3名はセットで罰をくらって欲しいですね!
ここからヒナ姉が逆転できるような情報を集めていくのかな。
そうなったときに、大島の柿崎君とか
これまでにヒナ姉と関わってきた人物が仲間となって協力してくれたら
結構な胸アツ展開です。
うーむ▪▪▪▪
ヒナ姉▪▪▪種部事件の教訓活かされてないじゃん。スラムダンクの安西先生風に言えば「まるで成長していない。」
「私は戦う!」みたいな覚悟を決めたのはいいけど、
①結局また夏生には内緒(理由も種部事件と同じ迷惑かけたくないという)
②また一人で抱え込み(事情を知ってる家族や桐谷先生にも言っていない。マスターには言ったものの助けを求める様子なし)
③「私は大丈夫だから。」▪▪▪いやいやいや、あなたその台詞言って大丈夫だったことの方が少ないやないですか。
自分で巻いた種とは言え、また一人で行動して事態を余計大きくして結局は夏生達にも知られみんなに大迷惑って未来しか見えん。
今からでも、マスターがこっそり桐谷先生やらに協力要請してくれんかな。
んで、小椚さんね。
やっぱり調子に乗りやすいのかな(笑)
うっかり種部さんの存在を匂わせる発言しちゃいました。人間って自分が優位に立ったり勝ちを確信したりしたときに隙は生まれるのですね。
最終回が大体来月末~6月頭くらいになるんですかね。それまでにどういう結末迎えるか楽しみです!
ついに発表されましたね、完結。残り7話前後ですか。寂しいけど、きちんと完結してくれるなら嬉しいです。
それにしても小椚ってのは小者ですね。詰めが甘いというか、自分から手の内を披露し過ぎw なにより、ニュースソースを悟られるなんてもってのほかです。
一応ひなが桐谷先生に連絡していたのが安心材料ですかね。相変わらず、例の巾着袋の描写を欠かさないあたり、作者は相変わらず抜かりないですね。奴さんの思惑通りにはならないことはわかりきってますが、果てさて、どう“良い方向”に転ぶのか、楽しみです。