ドメスティックな彼女254話のネタバレ感想です。
病院に駆け付けたナツオとヒナ姉
そこで目にしたのは
弱りはてた姿の桃源先生でした。
桃源先生に残された時間はわずかなようです。
ナツオの献身
ナツオは言葉をなくしていました。
桃源先生が変わり果てた姿になっていたからです。
やせ細り、目はうつろ、か細い声…
ナツオの知っている厳しくも温かい
頑固親父のような桃源先生の姿ではありませんでした。
いろいろな治療を施したが
これ以上は打つ手がないようで
桃源先生としても、今回の結末をしっかりと受け止めている様子です。
あと、どれくらい持つのだろうか…
ナツオには迷惑をかけたくない。
あいつは心優しいヤツだから
不安な想いにさせたくなかった。
そんな桃源先生の優しさから
今回の事態についてはナツオに伏せておくつもりだったようです。
つまり、ナツオに顔を合わせることなく
天国へと旅立つ覚悟だったということですね。
ちょっと寂しすぎますよ、桃源先生。
そういった桃源先生の想いを知ったナツオですが
あまりに突然の出来事だったため
なかなか受け入れることができない様子。
悲しい?悔しい?
ナツオ自身もよく理解できないであろう感情に支配され
気が付いたら涙を流してるナツオなのでした。
そして、いろいろと考えた結果
ナツオは決めました。
桃源先生の最後に寄り添うことを。
それからというもの
ナツオは毎日病院へと足を運び
桃源先生のサポートに徹するのでした。
こんな状態になってまで執筆活動を続けようとする桃源先生。
そんな先生のアシスタントをかって出たり
自由に動かせなくなった体のケアをしたあげたり
時には外に連れ出し、いろんなお話をしたりしました。
大学に出て、サークルにも参加し
そして、病院にも通う。
ナツオの生活は多忙を極めましたが
一切の後悔はありませんでした。
家族みたいに大事な人
ナツオにとって、桃源先生は家族なのです。
そんな大事な人の最後に、すこしでも寄り添っていたい。
そう話すナツオの表情は
どこか優しく、充実感を漂わせていました。
華先輩の想い
桃源先生の娘である華先輩。
もちろん、先生の容態については華先輩にも知らされていませんでした。
ナツオから桃源先生のことを聞いた華先輩
急いで病院に向かいます。
そして、桃源先生…
いや、父親の変わり果てた姿を目にして
涙が溢れてきます。
しかし、そんな華先輩に対して
桃源先生は言い放つのでした。
小説は書いてるのか?
こんな所に来ていないで原稿に向かえ
今すぐ帰って書け
そうやって娘である華先輩を追い返してしまったのです。
せっかく娘が会いに来てくれたのに
そんな邪険に追い返すことないじゃないか…
と、思ってしまうところですが
華先輩はしっかりと桃源先生の想いを受け取っていました。
後日、華先輩は作品を完成させ
桃源先生の元へと持ってきたのです。
そして、桃源先生は華先輩の作品に対して
添削指導をしてあげるのでした。
華先輩は、桃源先生の一言一言をしっかりと受け止め
必死にメモしていました。
小説という作品を通して
この親子はコミュニケーションをとっているのでしょうね。
こうして父である桃源先生の魂は
娘である華先輩へと受け継がれていくのでした。
ヒナ姉の不安
ヒナ姉は少しの後悔を抱いていました。
それは…
以前に桃源先生の不調に気づいていたからです。
なのに何もしてあげられなかった。
そして、今このような事態を招いてしまった。
それによってナツオは辛い思いをしている。
ヒナ姉の頭の中では、後悔の念が渦巻いているようでした。
その後、ナツオが懸命に看病にあたる姿を見ながら
ナツオの体を心配しているのでした。
あの後
ナツオからルイとの関係をカミングアウトされそうになりますが
わかってるから
いいよ 言わなくて
それよりも今は桃源先生のこと…
と、ナツオの言葉をさえぎる場面もありました。
桃源先生、最後の願い
実の息子は事故によって亡くしてしまいました。
しかし、今では
ナツオが桃源先生を家族と慕うように
桃源先生にとっても
ナツオは息子のような存在になっていたのです。
そんなナツオが毎日看病にやってきてくれ
桃源先生は本当に嬉しそうです。
しかし、時は流れ
次第に弱っていく桃源先生。
徐々に動けなくなり
声を発することも辛そうです。
そして、桃源先生も
最後の時が近いことを感じているようでした。
最後が迫ったとき
やり残してしまったと感じることがあったのでしょうか。
桃源先生はナツオにあるお願いをします。
そのお願いに対して
病院からの許可が出たことで
桃源先生とナツオは最後の外出に出かけるのでした。
一体、どこへ向かうというのでしょうか。
桃源先生、最後の望みとは。
254話のまとめ&感想!
桃源先生はどこに向かったのでしょうか。
どんな展開になっても涙は必至です(´;ω;`)
それにしても
今話でのナツオの献身ぶりを見ていると
ナツオは義理堅くて、本当に人として素晴らしいと感じます。
そりゃ、いろんな人を惹きつけるよなって思いました。
それと、桃源先生が時折見せるナツオに対する笑顔
これには何かグッと来るものがありました。
2人の信頼関係、絆の深さを感じますね。
感情表現が苦手な桃源先生なので
おそらく言葉にすることはないのでしょうが
ナツオと出会えて、一緒に過ごせたことに
感謝、そして幸せを感じているのではないでしょうか。
さて、桃源先生の向かった先はどこなのでしょうか。
そして、迎える最後の時。
ハンカチの準備をして次号を待ちましょう。
ちょっと、この手の話は弱いんだよな
号泣しちゃうよ…
いただいたコメントの紹介!

いろんな伏線が回収されて行ってるあたり
そろそろ最終回を予感しちゃいますね。
今話からは、桃源先生のことがヒナ姉の進路に影響を及ぼすのかどうかは分かりませんでした。
ですが、今後のヒナ姉の身の振り方には注目が集まるところですね。

桃源先生・・・
(早く華センパイ呼んであげてほしい)
ルイのプロポーズ待った発言により、一応保留の状態。
桃源先生の最後のお願いを聞く展開を予想。
それは息子のように思ってるナツオと小説の大切なヒロイン=ヒナとの疑似結婚。
たぶん指輪持ってますので、この場でヒナからプロポーズしてナツオが桃源先生の手前了承し、指輪を交換する展開かな?
でそれを誰かが発見してルイの耳に…的なのはドラマチックではないですか?
私は最終回まだまだと思ってます。
「桃源先生の最後のお願いを聞く展開を予想。」
これ、大当たりでしたね!すごい!
桃源先生の最後のお願いが何なのかも予想していただきたい!
ただ、どんなお願いだとしても
絶対に泣いちゃいそうなので、今はあんま考えたくないなぁ…(^^;)
ここで桃源先生の話来るか…
ルイとの復縁、ヒナ姉との関係決着が吹き飛ぶ展開です。
見る限り、来週にはもう…と思ってしまいます。
もしくはこの桃源先生の最後とヒナ姉の関係決着が何らかの形で繋がるのか?
あと、この漫画で解決してないのってヒナ姉の件くらいかな。本当に最終回近そうですね(^.^)