ドメスティックな彼女248話のネタバレ感想です。
ルイの活躍が気に食わないベン
そこで彼がとった行動は
ルイへのイジメだったのです。
今話では、ベンと仲間たちによって
ルイがイジメられ、そして追い込まれていく姿が描かれています。
なんの救いもないほどに
ただただ辛い目にあわされる回でした。
読むのが辛かったです。
ずっと耐えて、耐え続けたルイでしたが
最後には、どうにも耐え難い事件が起こってしまいます。
読者からの人気を得るためには
そのキャラクターのストーリーにN字曲線を描くといいます。
一度上げ、そして下げる、最後にまた上げる。
といった感じですね。
つまり、今話のルイはただただ辛い展開でしたが
これは最後にくる上げに向けての準備に入ったと捉えれます。
…このように考えていないと、救いがなさすぎて…
といわけで、今話の内容に入っていきましょう。
まかないの中にゴキブリ
まかない当番を任されたルイ
はりきって皆に料理を振舞います。
ルイの料理は評判がよく、皆も楽しみにしています。
この日のまかないは
「鶏のカッチャトーラとツナとチーズのニョッキ」
という素人には全然なんのこっちゃ分からん
手の込んだ料理でした(^^;)
とても美味しそうです。
ですが…
その料理の中に、ゴキブリが紛れ込んでいたのです。
皆のテンションはダダ下がり。
誰もその料理を口にすることができなくなり
ルイが作ったまかない料理は大量に廃棄されることとなりました。
ゴキブリを紛れ込ませたのは
もちろんベンです。
聞き間違え
ここにあるエビを明日までに下処理してペーストにしろ。
ベンはルイに指示を出します。
しかし、ルイは絶句します。
そこには一人で処理するにはあまりにも多すぎる
大量のエビが置かれていたからです。
常識ではありえない量に
ルイはベンに確認します。
これ全部ですか?
すると、ベンは答えます。
ALL!(全部だ!)
ルイは仕方なく徹夜して
1人でエビの下処理を行うことになりました。
翌日になってもエビの下処理が終わりません。
そこにチーフが出勤してきて
ルイがエビの下処理をしている姿を目撃します。
そこで、ルイが行っている行動は指示違いであったことが発覚します。
でも、ベンの指示でやっています…
と、正当性を訴えるルイでしたが
ベンは言うのでした。
俺は4箱(フォー)と言ったんだ。
それを全部(オール)と聞き間違えたんじゃないのか?
こいつは仕事中にもよく指示を聞き間違えるんだ。
これに対してルイは
ただただ謝ることしかできませんでした。
その後、ルイは調理担当を外され
ずっと洗い物をさせられることとなります。
ルイ自身もベンと上手くいっていないことを自覚しているため
上司に相談にも行きましたが
上手く取り合ってもらえませんでした。
これでは、ルイもどうすればよいのか分かりません。
唯一の見方はダニエラだけです。
彼女はルイの状況を理解し、慰めの言葉をくれるのでした。
ゲームオーバー
数日間、ルイはずっと洗い物をさせられます。
来る日も来る日も洗い物をさせられ
ルイの心は弱りかけていました。

〈ドメスティックな彼女より〉
そこへ再びベンがやってきて
ルイに指示を与えます。
調理担当に戻してやると。
これにはルイも元気を取り戻します。
作りたいです!やらせてください!
しかし、ベンが与えた指示は
ランチに20人の団体が入っているから
それを一人で回せ
というものでした。
まだ経験の浅いルイに
20人もの料理を一人で回すなんてことは
無謀なことでした。
しかし、ベンは言います。
こんなことができないようでは
今後は仕事を任せられないと。
ルイはやるしかない状況に追い込まれます。
そして、そのときを迎えます。
20人の団体分をルイが一人でこなそうとしますが
やれるわけはありませんでした。
必死に料理を作り続けますが
少しずつ遅れが出始めます。味にも狂いが生じます。
お客さんからは、料理が遅い、味が違う!と苦情が…
そこへ…

〈ドメスティックな彼女より〉
ベンがやってきて
ルイから調理の仕事を奪ってしまいます。
そして、手際よく調理をこなし
ルイが作った危機を見事に解決していくのでした。
これにはルイも頭の中が真っ白に…
自分の無力さを痛感したことでしょう。
嫌なこと、辛いことがあっても
今までは耐えてきました。
自分の夢の為、乗り越えなければならないと。
しかし、どうしても…
どうしても…今回だけは辛すぎました。
感情が高ぶり、涙が溢れそうになります。
しかし、泣いたら負けだと自分に言い聞かせ
グッとこらえます。
ナツオだって頑張っているんだ
そう思いながら、ナツオにもらったペンダントをギュッと握りしめます。
そして、心を落ち着かせ
強くならなきゃ!
と、決意した直後…
仕事中に何いじってんだよ
と、ベンにペンダントを取り上げられてしまいます。
罵声を浴びせながらペンダントを地面に叩きつけるベン

〈ドメスティックな彼女より〉
このとき、ルイの心はとうとう…
ペンダントとともに壊れてしまいました。
248話のまとめ&感想!
ちょっと、ベンさんやり過ぎですって…
ほんと辛いだけの回でしたね。
競争が激しい世界では
このようなイジメがあったりするものなのでしょうか。
腕を磨くためには、自分との戦いだけでなく
周りとの目とも戦わないといけないなんて…
やっぱ、こういうもんなのか。
でも、まぁ
冒頭でも述べたように
今後、ルイが上げ展開になるための布石だと思うので
ここからの上げ幅に期待ですね。
ナツオが颯爽と登場し、ルイを救ってくれる展開を期待です。
いただいたコメントの紹介!

ラスト、NYでなにやら不穏な動きがあって、次回以降を読むのがちょっと怖いような感じですね……。
ナツオのルイへの想いとヒナのナツオへの気持ちが相似的に描かれているように感じました。
ナツオがルイへの気持ちをフミヤらに公言しながらもルイ本人に踏み込めなかったのは、ヒナがナツオの問いをはぐらかしたのと同じ理由かと思います。
そして、ヒナがナツオの「答え聞く準備できてなかった」でときめいてしまったように、ナツオもルイの「もう少し話していたい……」で大きくゆさぶられたのではないかな。
それにしてもアルはペンダントのことだけじゃなく、ルイがナツオのことをどのように話していたか、まで伝えてあげればいいのに。というか、とっくにナツオに伝えているものとばかり思ってましたよ。
アルのリリーに関する話は、ナツオのNY行きにつながりそうな気がします。
できれば、ナツオはアルに誘われて渡米するのではなく、自分からアルを誘ってほしいものです。
結果として、どちらと付き合うことになるのかはわかりませんが、フミヤの言うように流されることなく自分で決めないと。
あ、でナツオの懐具合ですが、もう印税が入っているはずなので、アメリカへの短期旅行なら余裕だと思います。新人としては異例の売れ行きなどという話も出ていましたから、下手するとヒナより貯金残高多いじゃないかな。
ということで、ルイが心配です。
これまでにヒナがストーカーに付きまとわれ、ナツオが薬物密売に巻き込まれています。外国にいるルイがあまりひどいトラブルに合わなければいいと思います。
ナツオの懐具合か…考えたこともなかったけど
小説の印税のことを考えると、そこらの大学生よりはお金持ってそうですよね。
アルバイトなんてする必要がないくらいに。
ヒナ姉は勢いでお金使っちゃってる印象です。貯金あるのだろうか(^^;)

アルの幼なじみのリリーについて進展があったようですね。
最初にリリーの話が出たのは、アルが高校2年生時に転校してきたばかりの時に、夏生と下着泥棒を捕まえて、被害者として警察署へ訪れてたルイを見て「リリーにちょっと似てる」というような事をアルが言ったようで、結局ルイに一目惚れしたようです。
そのリリーをアルが酔っぱらって抱きついてしまった事で絶交された。という話が出たんですね。
1年前に文芸部仲間で海へ遊びに行った時に、たまたま雅と優香と先輩方と合流して、楢部長(当時)の計らい1泊する事になって、そこで、アルが夏生に「空港でリリーっぽい人を見かけた。」という話を持ちかけて、会う勇気がなかったらしく、「なっちゃん一緒についてきてよー」と懇願するも夏生に上手くあしらわれたんですね。
そして、公演初日のあとにアルが夏生の部屋で1泊する事になって、そこで、リリーからアルに謝りたい。という話が出て、また夏生に「一緒について来て欲しい。」と懇願するから、アルは本当に臆病者なんですね。
どうでもいいけど、現在のリリーは雅に似てる。と思ったのは私だけでしょうか?
仮に夏生がリリーに会ったら思わず「芹沢」と間違えて言ってしまいそうですね!夏生としてはアルに付き合ってやりたい。という気持ちがあっても、アメリカへ渡る為のお金を持ってなさそうだし、時期的に厳しいと思いますから、夏生がアメリカへ渡る事はないんじゃないか?と思います。
現状のリリーの動向を見る限り、
アルが勇気を出せば何とかなりそうですよね
そこは男らしい行動を見せて、リリーの心をつかんでほしいものです。

たぶんに男性は夢の憧れが大きいから
夢が叶いそうでダメになりそうな夏生を負担と言って別れた経緯で
ルイを受け付けなくなってる人もいると思う。
誰かに何かを謀られて、違う誰かにまた助けられてたらルイの成長イベントはもうないと。
何かをされて夏生に助けを求めたらそれこそダブスタだよね。
助けを求めなくても夏生なら助けそうだけど、
それもルイの主張と異なるから問題がある時点じゃルイには会いに行かないと思いたい。
ダニエラもこの状況で夏生に会ったらあたふたしそうだし
まさに今、ルイはピンチなわけですが
ここでナツオがどうでるかですね。
ナツオのピンチを救ったのはヒナ姉でした。
ルイのピンチを救うのは…?

夏生ヒナの修学旅行の出来事は
男性にとっては羨ましくもあり憧れでもありますものね〜
だから、男性はヒナびいきになり
ルイのわがまま自分勝手は女の子では当たり前でもあるのに目につくんでしょうかね…
ヒナは憧れ的存在ですね〜
だからと言ってルイを批判はするのは
悲しすぎます…
ルイも前半は悲しい辛い思いしていたのに
それはかすんでしまっていて悲しいです…
ルイも微力ながら頑張っています。
そこを見てあげてください!
マジで今話は辛かったですね。
次号がでるまではずっと暗い気持ちを引きずりそうです(^^;)
可能ならばベンをぶっ飛ばしに行きたいところですが
その役回りはナツオにお任せしましょう。
にしても、梶田がいなくなった途端にコレ
梶田によってルイは守られていたんだな
梶田はルイのためにうまく立ち回っていたんだな
ってことを実感します。
キャラクターのN字曲線を描くがまさに、今ルイターンで。
ヒナのN字曲線も描かれていますがまだ、アゲにはさしかかっていません、というかさしかかろうとしているかなあ?ぐらいのヒナストーリーまできていて、ルイは下げに入ってますから
結局この姉妹のどちかががアゲまでいき夏生と結ばれるかですね!
どちらが、下げのままで終わってしまうのも
悲しいですが…夏生は一人しかいないし…
今はルイかなあ?と思いますが
ルイは夏生の小説が書けない時に別れを告げたから
さすがにこの苦境に夏生には泣きつくことはしないだろうしするのはおかしいかなあ…
夏生しかルイを救うことは出来ないけど、さすがに以前のことがあるからね…自分達の成長の為とも言ってるから、どうルイが対処していくのかこの状況を乗り越えるのか見守るしかないですが
やはりここは夏生に救っていただきたいものです!
ヒナを種部から守ったように、ルイにも同じことがあったらルイを助けると夏生はルイに種部にさされた時に言ってたので、きっと夏生が救ういや、絶対夏生が救ってくれると思います!
頑張れルイ!
ネックレスは壊れたけれど夏生との絆を信じて!!
ゲームオーバーか。
多分、最終的にはベン達の料理人生命がゲームオーバーになりそう。っていうかなってほしい!
ベン達の嫌がらせはどうも初犯ではないと思う。
これまでも、気に入らないやついたら同等の手口で退職に追い込んでたと思う。
しかし、周囲はそれに気づかないというのがまた辛い(泣)
なんか久々に恋愛関係以外で読んでてヤキモキしました▪▪▪
さて、どうやってベン達のやり口がバレるのが今から楽しみ!!!!!
ついにというか、ベンがルイに嫌がらせを仕掛けてきましたね・・・。
なんだかあの種部がヒナ姉と元婚約者に執拗に嫌がらせを仕掛けたパターンと似てますね。
ベンと種部に共通するのは相手に対して異常なくらい執着心が強いといったところでしょうか・・・⁉️
今回はベンと仲間達によってルイを辞めさせるべく仕事上での嫌がらせを仕掛けて、極めつけは夏生とお揃いの月のペンダントまで壊されてしまったのではルイにとっては大きなダメージを負ってしまった感じです。
だが、ベンと仲間達による嫌がらせはそれだけにとどまらず、今後はますますエスカレートしていくと思われますし、仕事だけでなくプライベートまで嫌がらせを仕掛けてきそうで、しまいにはありとあらゆる性的な嫌がらせまで本当に仕掛けてきそうで怖いです。
そういえば、ヒナ姉が種部によってPTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかってしまっただけに、今度はルイまでベンと仲間達によってPTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかってしまうのかな・・・⁉️
また、これまでの経緯から考えると、ヒナ姉が教師を辞めて、夏生が小説家への望みが潰えて、今度はルイが料理人への道を挫折してしまう流れになるのかもしれません。
その後はヒナ姉はホテルに転職して、夏生は役者に転向して新たな可能性に挑んでるから、仮にルイが料理人を諦めた場合はどの道に方向転換していくのか?見守っていきたいですね。
ルイまで料理人を絶たれてしまったらこの漫画は夢が叶わない漫画になってしまうじゃないか
それは少年誌の漫画として大丈夫かと別視点で思ってしまう
でもルイを救うのは夏生や梶田ではなくルイ自身であって欲しい