ドメスティックな彼女209話のネタバレ感想です。
小説が書けない…
ナツオ
衝撃の告白。
そのとき、雅は…?
ナツオの苦悩の日々が始まろうとしている。
209話では、ナツオまわりで驚きの展開が!!
まさか…うそ、え、マジで!?
って感じでした。
ナツオの苦悩と雅の想い
小説が書けなくなったことを雅に打ち明けたナツオ
これまでの経緯について話し始めます。
事件のこともあったし
精神的なショックもあったから
そういったことが原因で書けなくなっているのかと思った。
でも、少しずつ心が癒えてきた今
小説を書こうと机に向かうんだけど
話を考えようとすると
頭の中が…
真っ白になっちゃったんだ。

〈ドメスティックな彼女209話より〉
だから
小説が書けなくなった理由が
自分の中で分からなくて…
この先どうなってしまうのかも分からない。
当然、脚本を書くこともできなくなった俺は
サークルにとって必要のない存在なのではないか。
小説が書けなくなってしまったことで
そこから派生していろんな事に対して
自信を無くし、自身の存在価値を感じられなくなっている様子でした。
ナツオの悲痛な想いを聞いた芹沢さんは…

〈ドメスティックな彼女209話より〉
脚本が書けなくても
演出、役者、照明など
いろんな仕事があるし
ナツオが存在し
ともに作品を作り上げること
そこに価値はあるんだ。
芹沢さんは、壊れかけていたナツオの心を癒すよう
必死の言葉をぶつけるのでした。
芹沢さんの言葉を受け止めたナツオは…
無言で、そして
唇とくっ!っと噛みしめ
涙を堪えるかのような仕草を見せます。
ありがと…
楢さんにも相談してみる…
と、ナツオ。
ここで、ナツオと芹沢さんのシーンは一旦終わります。
その後、2人がどんな会話をしたのかは描かれていませんが
少なくとも、芹沢さんの言葉は
ナツオの心に届いて
そして、ポジティブな想いにさせたことは間違いないでしょう。
ああやって
真っすぐに自分の気持ちを表現できる芹沢さん
ほんとに素敵だなーって思いますね。
ときにはトラブルを巻き起こしてしまうこともありますが(^^;)
忘れよう
過度な煽り文句により
ナツオの作品は酷評されることが多かったのですが
時が経ち、徐々に作品内容を評価する声が増えてきたようです。
しかし、ナツオの症状は回復の兆しが見えてきません。

〈ドメスティックな彼女209話より〉
桃源先生にも現状を伝えます。
すると、桃源先生は
作家業界では、よくある話だと言います。
しかし、明確な解決策があるわけでもなく
何かのきっかけで書けるようになって人もいるし
そのまま書けなくなり引退を余儀なくされた人もいると…
どちらにせよ
書けてた時のことは
一旦忘れた方がいい
このままだと
小説が嫌いになってしまう
というアドバイスをくれます。
たしかに…
このままだと、ナツオは小説に苦しみ
そして、まわりのことにも悪影響を及ぼし
破滅の道を辿ってしまうかもしれません。
今は、一旦忘れる。
良いアドバイスかもしれませんね。
でも、一番大好きだったことを忘れる。
そんな簡単なことではありませんね。
こんなときに
小説を簡単に忘れさせてくれるだけの
大切な存在がそばにいてくれたら…
そんなことを思ってしまいますねw
ヒナ姉の心配
時は流れ、正月を迎えていました。
ナツオは家で家族団らん
のんびりと過ごしています。
だけど、どこか表情は冴えない。
そんな様子のナツオに対し
ヒナ姉も心配していました。
しかし、ヒナ姉はナツオが小説で苦しんでいることを知りません。
クリスマス公演での
芹沢さんとのキス…
これが原因でナツオは悩んでいるのでは…と考えていました。
だから…
少しでも元気になれば…ということで
ナツオの足をくすぐったりしながら
ヒナ姉なりのスキンシップを図ります。
すると、ナツオの顔にも笑顔が戻ります。

〈ドメスティックな彼女209話より〉
そして、ヒナ姉の優しい言葉。
だけど…
調子に乗り過ぎたヒナ姉は…

〈ドメスティックな彼女209話より〉
ナツオの股間を蹴り上げてしまい
ナツオは笑顔から一転、超悶絶することに…
あぁ…
ナツオのパオーンは再起不能になったかもしれませんw
だけど、ナツオに笑顔が戻ってきたことは良かったですね。
さすがヒナ姉です。
華先輩は何者!?
華先輩の授賞式の日がやってきました。
ナツオは約束通り、授賞式に同行していました。

〈ドメスティックな彼女209話より〉
こういった場にくれば
何かきっかけが掴めて
小説が書けるようになるかもしれない
そんな期待もあったようですが。
この授賞式では
予想外の驚きの展開が巻き起こります。
今回の賞の審査員だった桃源先生と華先輩が対面を果たします。
先生の本はいつも熟読しています!!
という、憧れの桃源先生に会えた嬉しさを爆発させる華先輩。
それに対し、桃源先生の様子がおかしい。
榊華…
華先輩の本名を聞いた桃源先生は
驚いた表情とともに

〈ドメスティックな彼女209話より〉
急に華先輩を抱きしめるのでした。
どうでもいいことですがw
このコマにある
動揺、そして抱擁。
ラップっぽくてめっちゃ言いたくなる言葉で好きでしたw
動揺!
そして抱擁!
209話まとめ&感想!
やっぱり桃源先生が絡んできましたねー
先生の登場、そして急展開には
個人的にはあまり驚きませんでした。
なぜなら…

読者さんからこんなコメントをいただいていたからですねw
この読者さんすげーなw
考察能力高すぎっすw
しかし…
華先輩と桃源先生
2人にはどんな過去が…
桃源先生が過去に取材してきた人たちと関係があるのかな。
ナツオの周りで巻き起こる
いろんな人間ドラマ
そういったことを間近で見ていたら
ナツオも小説書きたくなってくるかもしれませんね(^^)
というか、そう望みます!
今回はヒロインが活躍するのではなくて、やはり小説が行き詰まった夏生を助けるのは同じ小説家の桃源先生だと思います。
桐谷先生とも思ったんですが、ここは桃源先生の過去を知る機会だと思います。
おそらく桃源先生も過去に筆が進まなくなる、もしくは小説家を諦めそうになったような出来事があったのかもしれません。そんな桃源先生の過去を知った事でまた一つ大きな一歩を踏み出し、人としても小説家としても強く成長した夏生が見れると思います。