ダイヤのAもact2となり
夏の甲子園予選に向け
盛り上がってきましたね!
主人公である沢村栄純
最初のころは主人公とは
思えないかわいそうな扱いを
受けていたりしましたねw
そんな沢村がエースナンバーを背負う投手に
どうやって成長していったのか
今回はその軌跡をたどってみたいと思います
野球部に入部
長野県の弱小校で野球をやっていた沢村
最後の大会で沢村を見ていた
高島礼の目に留まりスカウトを受けます
最初はまったく乗り気ではなかった沢村ですが
実際に青道高校に行き見学
そこで御幸と出会い青道高校への入学を決意します
長野から上京し
青道野球部の寮へ入り
3年の増子、2年の倉持と同部屋となります
ここから沢村の苦難の道が始まります
まず倉持に夜遅くまでゲームに付き合わされ
初日の練習から寝坊で遅刻しますw
どうやって入ろうかと影から覗いているところに
同じく遅刻してきた御幸
御幸にそそのかされて上手く挨拶中の列に
紛れ込もうとしますが
御幸が大声でそれをばらして
自分だけちゃっかりと列に入ります

<ダイヤのAより>
沢村を最初から囮に使おうとしてたわけですねw
これを機に野球部で干されかけますが
それでも前を向きタイヤを引きながら
グラウンドを走る姿と熱意で
3年生との紅白戦でチャンスをもらえることに!

<ダイヤのAより>
そこで結果を残し2軍への合流を許されます
2軍昇格後はクリスとバッテリーを
組むことを指示されます
この出会いが沢村の実力を飛躍的に高めます
球速MAX130に満たない沢村の最大の武器
くせ球(ムービングファストボール)を磨き
フォームも新しく手に入れ
夏の甲子園予選のベンチ入りメンバーに
選ばれるほどにしました
最初はめちゃくちゃ仲が悪かったのですけどねw
今でもクリスのことを師匠と呼ぶくらい
尊敬する存在になったのでした!
夏の甲子園予選
夏の甲子園予選前
エースの丹波がケガをしてしまいます
幸か不幸か沢村に予選での
登板機会が回ってくることに
初戦の米門西高校のリリーフから始まり
明川学園・薬師高校・仙泉学園
そして決勝の稲城実業まで
実に全5戦出場
1年生にとってこの実戦経験は大きいものでした
1試合を終えるごとに成長
後のナンバーズに繋がる
4シームとカットボール
このふたつを身につけられたのも
予選での登板があったからこそでしょう
球種がないからこそ
気持ちで負けずに投げぬいた夏でした
イップスを克服
あと1歩のところで甲子園出場を逃し
3年生は引退
新チームでのスタートです
練習試合を重ねる中で
浮き彫りになった沢村の不調
原因は夏の決勝の稲実戦
最後の1球となってしまった
頭部へのデッドボール
これが影響しイップスになってしまいます
イップスの症状は様々なのですが
沢村はインコースに投げ込めなくなってしまいました
攻めるピッチングが持ち味の沢村
インコースに投げられないことで
このまま潰れてしまうかと思われましたが
ここでクリスが登場

<ダイヤのAより>
この機会にアウトローへの投球を
覚えることを勧めます
いつかインコースへ投げ込めるようになったとき
このアウトローがさらにインコースを
際立出せてくれるとクリスは言います
できることの少ない沢村は
クリスのアドバイスもあり
アウトローへの投げ込みを開始
3年生との引退試合
そして秋季大会初戦の帝東戦で
アウトローを自分のものとします
そして次戦の七森学園戦で
インコースを投げ込み完全復活!
クリスの言葉をずっとイメージして
ネットスローを繰り返した甲斐がありました
インコースからのアウトロー
アウトローからのインコース
内と外の出し入れを覚え
見事にイップスを克服した沢村でした
沢村の覚醒
秋大を勝ち上がる中
鵜久森戦で沢村はクローザー起用
無事に3人でシャットアウトしたものの
弱点も浮き彫りに
ストレートメインの沢村
足りないものはもちろん変化球です
ウイニングショット
その必要性を周囲だけでなく
本人も強く思っている様子
そこで変化球を教えてやろうと
落合コーチが出てきます
御幸はこれに否定的でしたが
実際のところ選手をよく見ている
落合コーチの意見を聞いて
試しに投げさせることにします
その変化球とは
チェンジアップ
稲実の成宮のウイニングショットですね
成宮のはスクリュー気味に落ちていくので
厳密には少し違いますがw
不器用な沢村が覚えられるとは
誰も思っていませんでしたが
落合コーチのアドバイスで
見事にチェンジアップを習得!
チェンジアップは球速が落ちれば
握り方は何でもいいので
覚えた勢いそのままに
色々な握り方を沢村は試します
そしてここで誰もが予想しなかったことが起きます
握りを変えただけでボールの変化が
すべて違うものに!
色々と試した結果
すぐに使えそうなチェンジアップと
鷲掴みで投げるムービングが残りました
ムービングは昔のような無意識ではなく
意識的に投げられるようになったのが
大きいですね
この辺りからナンバーズの原型が
出来てきていますね
そして新たに覚えた変化球を引っさげ
沢村が覚醒するきっかけとなる
都立大谷高校との試合が始まります
初回に早くもチェンジアップを試すも
力みすぎてあえなく撃沈w
しかしムービングは手応えあり
大谷打線に通用しています
そして6回裏の守備
1アウト
ランナー1・2塁の場面で
4番との対決
カウント1-2で追い詰め
チェンジアップで見事に三振

<ダイヤのAより>
ピンチを切り抜け
チェンジアップをものにした瞬間でした
それ以降は大谷打線を寄せ付けない
見事なピッチングを見せます
初回の2失点はあったものの
大谷打線を3安打に抑え完投勝利
沢村にとって大きな転機となった試合でした
次の成孔学園戦でもリリーフとして登場
4番の長田にホームランを打たれるも
後続を抑え、投手としての成長を見せます
決勝の薬師高校戦では
先発の川上の乱調から緊急登板するも
1失点で切り抜け
終盤には轟・真田を三振に切って取るピッチング

<ダイヤのAより>
秋季大会を経て
完全に投手として覚醒しましたね
エース沢村 ナンバーズが明らかに!
ここからダイヤのAはact2に入ります
秋季大会を優勝し
春のセンバツに出場するも
出だしからズッコケ

<ダイヤのAより>
何かやらかさないと
気が済まないらしいですw
青道高校の成績はベスト8でしたが
沢村にとっては自分のピッチングが
できなかったことで
消化不良のセンバツとなりました
対照的にライバル降谷はこのセンバツで大活躍
全国にその名が知れ渡ります
しかしその後
降谷は調子を落としていきます
そして逆に
沢村は調子を上げていきます
夏の予選までの練習試合
強豪校の先発はほとんどが沢村
そしてすべての試合で結果を残します
その原動力の元となっているのは
秋季大会以降に取り組んできた
変化球です
通称:ナンバーズ
現在、確認されてるだけで
ナンバー11まであります
すべてのナンバーが明確になってはいませんが
分かっているだけで
ナンバー2:ツーシーム
ナンバー4:フォーシーム
ナンバー7:カットボール改
ナンバー11:スプリット
番号がわかっていない球種は
高速チェンジ(ムービング)
チェンジアップ
ゼロシーム
変化球をナンバー1~11に
(ゼロシームがあるので0~11かもしれません)
当てはめていることから
ナンバーズと名付けているようです
白龍戦の前にナンバー6を
投げている場面がありますが
球種はわかりませんでした
この時に御幸から監督へ
安定して使えるのは
ナンバー7までと発言しているので
高速チェンジ(ムービング)
チェンジアップ
ゼロシーム
この3球種はナンバー7までの
どれかに入っていると予測されます
8~10に関してはまったく触れられていません
1年前はまったく投げられなかった変化球
それが今ではこれだけの球種を
扱えるようになったことが驚きです
もちろん沢村の成長は他にもあります
イップスを克服したときに覚えた
内と外の出し入れも
制球力がなかったあのころから
今では制球力に定評がある投手にまで成長
球速に関してもMAX130に満たなかった
1年生時代
夏の予選直前にはMAX140弱まで伸びています
予選が始まったら球速は140を
越えてくるとまで言われていますね
球速を意識するから本人には伝えないと
御幸は言っていますがw
そして持ち前の強い気持ちです
去年の夏の甲子園予選では
その気持ちの強さだけで投げていましたが
ホームランを打たれた後など
崩れていく場面もありました
今ではしっかり後続を断つことが
できるようになりました
投手として本当に目覚ましい成長を見せた沢村
その努力が2年生
夏の甲子園予選で実を結びます

<ダイヤのAより>
まとめ
とうとうエースナンバーを背負いましたね
この背番号を背負うために
日々研鑽を積んできました
正直、降谷の方が主人公ぽくて
沢村がかわいそうになる時もありました
それでも絶対的エースだった降谷から
エースナンバーを奪い取った沢村
これからはじまる
夏の甲子園予選が楽しみで仕方ありません!
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